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民族衣装ロンジー
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写真−125〜127
2011_2_26
ロンジーで木登り→
民族衣装ロンジー 民族衣装ロンジー 民族衣装ロンジー
スポーツの時、ロンジーはふんどしのようになる
2011_2_28
日常は、男性も女性も民族衣装として、
巻きスカートのようなロンジーを着用している→
女性のロンジー
 男性のロンジー
(中央の子供は違う)
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大国が後発途上国を経済的に実効支配‥‥
最近のマスコミ情報を見ると、経済成長著しい中国は、沿岸部はもとより内陸部も賃金上昇傾向となり、国内は生産地から消費地に転換する傾向が徐々に増えてきたようだ。

そのため、中国よりも遥かに賃金の安いミャンマーやラオスやカンボジアなどの後発途上国(新・新興国)が生産地となり、中国に安い生産物を供給する図式が増大している。ベトナムの賃金は中国の6割であるが、ミャンマーはベトナムの1/3の賃金といわれる。つまり、ミャンマーは中国の1/5の賃金である。

貧しい国の安い賃金で造られた安い輸入製品が増えれば、中国の購買力は増加し中国の経済成長は持続する。そして後発途上国が少しでも豊かになり購買力が増加すれば、中国製品の後発途上国への輸出量も増大する。後発途上国の資源も優先的に開発可能となる。さらに、後発途上国を経済的に実効支配すれば、それは対立する強国(例えばインド、日本)の牽制にもなる。このように見れば、中国は、ミャンマー同様に北朝鮮を手放すことは出来ない。

当然のことながら、中国に限らずどこの先進国も安価な生産・製造・資源を目的にして、後発途上国に進出・投資をしているが、最近のテレビ報道を見ていると、進出に対する「がめつさ」において、日本は中国や韓国に差をつけられているように見える。

15世紀の大航海時代以降、ヨーロッパ列強が植民地を競って獲得したのは、軍事力を駆使して安い賃金の途上国の政治と産業と資源を支配し、それにより利益を享受するためであった。
現在は直接軍事力で後発途上国を支配することは問題があるので、経済力によりを経済的に実効支配することを狙っているのではないだろうか。そうすれば発言権も大きくなる。中国マネーとか、中東のオイルマネーをイメージすれば理解し易い。

以上は国家の方針としての話であるが、個人の企業家(起業家)としても、世界には、危険を承知の上で、利益を求めて他国に進出する人が多い。自国で暮らしても危険ならば、危険を冒してでも、新天地で成功を求めたい。平和下の日本人とは発想が違う。