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馬車で巡った名も無きパゴダ群
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写真−105
名も無きパゴダ群
撮影地:パガン
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2011_2_25
日本とどちらがお寺の数が多いか?(ミャンマーは仏教遺跡の宝庫)‥‥
観光ガイドブックなどでは、ミャンマーは仏教遺跡の宝庫と謳われている。他の上座部仏教国と較べてミャンマーはどの程度の宝庫なのであろうか。調べてみた。(東南アジアを知る辞典)

ミャンマー:寺院5万5574、僧侶19万2459人、沙弥26万8278人、尼僧2万8120人(2003年)
タイ   :寺院3万4627、僧侶25万0437人、沙弥6万2830人(2006年)
      (沙弥が急激に減少しつつある。若者の仏教への関心が減少しているのであろう)
カンボジア:寺院4135、僧侶2万2784人、沙弥3万3410人(2006年)
ラオス  :寺院4139、僧侶7495人、  沙弥1万2697人(2006年)

このように、ミャンマーが寺院数で他国を圧倒し、出家者数も僧侶、沙弥(やがて僧侶となる見習僧)、尼僧を合算するとダントツに一位である。仏教遺跡(建造物)の観光なら、タイやラオスやカンボジアに行く必要はない。

蛇足だが、日本には約7万5千の伝統仏教系のお寺と、約8万の神社がある。あわせて、15万5千である。ミャンマーやタイの寺院数よりはるかに多いが、その割には存在感は少ない。数字とは不思議なものだ。
(全日本仏教会HP、神社本庁HP)