遊牧民の民家訪問

2004年7月12日　　
ツェンケル温泉

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モンゴルの犬は忠実な番犬として飼われ、狼が出没する冬から春にかけては何百頭の家畜を 飼って生きる 遊牧民にとって大事な働き手になる。
ただし家畜を守る犬よりもそれを襲う狼の方が評価は高い。
犬はいかに良犬であろうと人間 に飼われて自由を失ったものでモンゴル人の美意識にそぐわない。
対して狼は飢えて草原をさまよい家畜を襲うが、人間にけっして媚びることはなく孤高を守って生きる。
自由を尊ぶモンゴル人には敬うべき対象とされる。（写真に犬は写っていません）