サブラタ遺跡/イシスの神殿

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写真−2

2007.11.07

旅先の火事は大きいほど面白い‥‥

日本の繊細な 「わび」 と 「さび」 の庭園や、由緒あるお寺の場合、その繊細さを受け入れるだけの素養がないと感動が弱い。誰しも、美しいものには単純に感動するが、そこに歴史や作者の意図の理解が加われば感動は倍加する。個人差はあるが、単純な感覚の一般的な外国人観光客が、日本の世界遺産に感動するのは無理な場合があるかも知れない。

較べて、巨大な遺跡（建造物）は、それだけで人を感動させる力を持っている。今回の旅行で訪れたローマ帝国時代の巨大遺跡には、理屈以前に感動した。 「旅先の火事は大きいほど面白い」 である。

日本の世界遺産「宮島」 と、リビアの世界遺産 「レプティス・マグナ」 では、外国人観光客にとって、どちらが強烈な印象だろうか。多分後者である。