ウツボカズラの仲間
写真−26〜27
2008.4.15
2008.4.15
ウツボカズラの仲間
山地林下部‥‥
山地林下部とは、標高1200〜2500mの山地森林地帯のこと。今回の登山では公園管理事務所(1564m)の下方から、Menpeni ng休憩所(2516m)が該当する。
この地帯の森林は丈が低く、樹冠の形にも大きな変化はない。クスノキ科、フトモモ科など日本と共通した樹種が分布する。フタバガキ科の樹種は少なくなり、ツル植物、ガジュマルのように他の木に絡みつく種類もほとんど見られなくなる。
ランやシダなどの着生植物がかなり目立つ。強風や厳しい気象環境のせいで発育不全の木が目立つ。この地帯では何種類ものウツボカズラを見ることができた。
(富士山では600m〜1600mの山地林がこれに該当する)