キナバル山直下を流れる雲
kinabalu025001.gif
キナバルのトップへ
写真−23
2008.4.16
am6:33
キナバル山直下を流れる雲 return.gif next.gif
自然公園では誰が儲けているか‥‥
宿泊したコタキナバル市内、山腹のグンティン・ラガダン・ハット、およびマシラウ・ネイチュアーリゾートのホテル(山小屋)は、清潔で快適だった。 しかし、観光案内図書を読むと、コタキナバル市内、および周辺のリゾート地の超高級ホテル(例えばハイアット・リージェンシーなど)は、資金潤沢かつ豊富なノウハウを持つ外資系が多い。

すなわち、裕福な外国人観光客が外資系ホテルに泊まり、外資系ホテルが儲けた金は再び外国に戻って行く。これは単純化した議論かも知れないが、ホテルが外資系では地元地域社会への利益還元は少ないと思う。リゾート地に外資系ホテルが多いのはボルネオだけではなく、世界共通の現象とも思う。

いち早く豊かになった強者(国・企業・人)は、弱者(途上国・先住民)が成長する速度よりも早く増殖する。
(続く)