アイスランド内陸部
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写真−103〜105
2009.7.16
6:24
宿泊したミーヴァントのホテル →
ミーヴァントのホテル ミーヴァントの教会と墓地 ホテルの室内
ミーヴァントの教会と墓地
2009.7.16
7:00
ホテルの室内 →
2009.7.16
6:21
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金融大国アイスランドの破綻/その2(ビールが安くなった)‥‥
以上は投資家の損失であるが、一般国民の損失としては、インフレ、失業といった問題が山積した。

国民の怒りにより、今年(2009年)1月末に連立政権が崩壊した。 そして2月に総選挙が行われ、「世界初の同性愛を公表している女性首相」(ジグルザルドッティル氏)の下、再出発の道を模索している。解決策の一つとして既に、ロシアから40億ユーロの緊急融資を受け、国際通貨基金 (IMF) にも支援を要請した。ロシアは軍事位置的にも資源的にもアイスランドに魅力を持っている。

国民の怒りの例としてこんな話もある。首都レイキャヴィークのバーに、危機後に同国から「脱走」した元銀行員幹部らの顔写真が貼られた便器が登場した。用を足す際に顔にぶっ掛けて「仕返し」をするという趣向だそうだ。

金融危機を導いた銀行の「男性型経営」に対する批判も多く、国有化された2銀行には、女性のCEO (最高経営責任者)が新たに就任しているところもアイスランドらしい。「男性が散らかした後に、女性が出てきて片付けている」とのこと。日本では、「老政治家が散らかした跡に、老政治家が出てきて片付けている」が‥‥‥。

旅行者にとって有難いこともある。インフレで物価が高騰してもそれ以上の通貨の暴落があったので、結果的に物価が安くなった。例えば、昨年レストランでビール一杯が1400円だったものが、今年は700円にまで下がったという。(先の頁に続きがあります)