アイスランド北部
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写真−106〜108
2009.7.16
14:03
左写真の右端の教会内部 →
教会内部 フーサヴィークの町並み フーサヴィークの港
2009.7.16
12:34
フーサヴィークの町並み(人口2300人)
アイスランド最北端のスキャルファンディ湾に面した漁業の町
(おそらく我が生涯最北の地点)
フーサヴィークの港 →
2009.7.16
9:38
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フーサヴィーク‥‥
北の海に長く突き出ているアイスランド最北端のチョルネース半島の麓に、小さな漁港フーサヴィークがある。人口は2300人の町で、緑色に塗られた教会が印象的である。周辺にある家々もこぢんまりとはしているが、街並みは整っている。ここは漁業と農業で昔から栄えていた。

フーサヴィークの夏場は、ホエール・ウォッチングの基地として人気を呼んでいる。スキャゥルヴァンディ湾には各種のクジラが集まる。イルカも多い。ホエール・ウォッチングの観光船は約三時間のツアーでひんぱんに出ている。クジラを見ることのできる確率は9 5%以上と言われるので、よほどのことがない限り大丈夫だそうだ。

フーザヴィークの緯度は、Googlr Earthで調べると、北緯66度04分であり、今回の旅行では最北点となる。フーサヴィークに相当する南半球の南緯66度には大陸も島もない。一昨年に南米南端の人類が住む世界で一番南の町といわれるウシュアイアに行ったが、ここでも南緯55度にすぎなかった。

南極の昭和基地の緯度は南緯68度だから、今回旅行した最北点のフーサヴィークは昭和基地と大して変わりない緯度である。

北緯66度33分を越えると北極圏と呼ばれる。そこは、夏に太陽が一日中沈まない白夜という現象がある地帯となる。フーサヴィークは北極圏に限りなく近い場所であった。

私は、北極や南極に旅行するつもりは今後もないので、フーサヴィークはわが生涯最北の地となるであろう。感慨深い。