江草村の
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ルーツを訪ねる旅
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4−7 勝永寺の門(市指定文化財)  (北杜市明野町上神取)




勝永寺の門
江草の三関 (須玉町江草地区)

「甲斐国志」には巖下、馬場、根仮屋と記されている。岩下と馬場は今は畑に、根古屋は宅地になっている。武田時代の口留番所(関所)であったが、徳川時代から明治初年まで村役が警備にあたっていた。
勝永寺の門
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2007年8月27日筆者撮影
北杜市明野町の「勝永寺」の入口に一風変った門がある。この門は須玉町江草「馬場の関」にあった関所門である。明治のころ馬場の壇家の人々によって勝永寺の門として寄進された。門の構造は高麗様式であり変化に富む面白い構造となっている。

馬場は小尾街道に沿い、信州への街道の要衝にあり、屋代氏の時代からの関係があったと思われる。 
この寺を訪ねる時、道が分からず苦労した。地区には店が無く、人も歩かず、農作業をしている人も居なかった。