この家系図を眺めると、信虎/信元の「江草城」の戦いの位置付けとしては、武田の傍系（今井）が武田の嫡流に反旗を翻したものであり、武田一族の内輪の戦乱であったことが分かる。

強大な家系の一族はそれぞれが強力であるため、一族同士で激しく戦うことは歴史的に見ても一般的なことである。

甲斐武田家は、江草城の城主「江草信泰」の代より150年以上前より、代々の武田家の武将が安芸国の守護の任を鎌倉幕府、室町幕府より授かっていた。

上記の家系図は　Wikipedia　などを参考にして、筆者が作成したものです。