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バショルゴール
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写真−74
バショルゴール寺院
バショルゴール寺院
2010_2_25
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バショルゴール‥‥
バショルゴール(初夜の家)は、7世紀のラクシンダル・メドゥ寺院の寺院跡である。
バショルゴールの名称は、結婚初夜に蛇に噛まれて死んだ王子が、ガンジス川に流された後、蛇使いの娘に助けられて生き返り、その娘と暮らしたという伝説から来ているだそうだ。
バショルゴールも世界遺産に申請予定で、その準備を行っているとの説明を受けた。


日本の建築遺産の場合、仏教寺院建築(例えば、奈良の法隆寺)と、中国風仏教建築(例えば、宇治の黄檗宗萬福寺)と、キリスト教会建築(例えば、長崎の大浦天主堂)は、明らかに外観が異なり、一目でそれと分る。とこらが、バングラデシュの赤茶けたレンガの遺跡は、素人の私には同じように見える。専門家はいろいろ講釈するのだろうが、木造建築の方が建築構造物として多様性に富み、かつ表現力に優れているように思えて仕方がない。しかも、日本の木造建築の方が寿命が長い。もっとも、バングラデシュの場合は洪水など、気象条件は日本より遥かに厳しい。