マハスターン
写真−71〜73
2010_2_25
マハスターン →
マハスターン
2010_2_25
遺跡に遠足に来た小学生の昼食 →
2010_2_25
マハスターンの都市遺跡‥‥
インドでは7世紀頃からヒンドゥー教の勢力が強くなり、仏教は次第に衰えたが、ベンガル地方では8世紀からパーラ朝の庇護を受けて、インド仏教美術の末期を代表する仏教美術が開花した。マハスターンの都市遺跡は主に8〜11世紀頃の仏教遺跡が残っている。
外観からは、当時の都市の基礎部分が残っているだけの感じで、当時の面影は偲ぶべくもなかったが、この丘陵地帯を発掘すれば、いろいろなものが出てくる可能性が高い。しかし、バングラデシュは予算がないので、発掘は当面出来ないと説明された。
ここの遺跡に限らないが、観光客用の土産物屋はない。従って、観光客に纏わりつく物売りもいない。
ただ気になることは、子供たちが、「ハロー ペン」「ハロー ペン」(鉛筆を呉れ)と寄ってくることがある。
アジアのほかの国のように、それほど執拗ではないので、気にはならないが、今後観光客が増えるに従って、煩わしいことになるであろう。日本人の観光客の中には、現地の子供を見ると会話したくて、飴や鉛筆を渡す人がいるが、これが繰り返されると物乞いの子供が増える。
今回の旅行中、ダッカを別にすれば、外国人の旅行グループはホテルで数組に会った程度で、屋外では殆ど見かけなかった。