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グラミン銀行の融資で豊かに成りつつある人
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写真−50〜52
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グラミン銀行から金を借りて養鶏を始めた人 →
グラミン銀行 グラミン銀行 グラミン銀行
グラミン銀行から金を借りて、
近隣に小さな店を開いた夫婦
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グラミン銀行から金を借りて牛を購入した夫婦 →
4万タカの子牛が8ヵ月後には8万タカになる
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グラミン銀行で自立した村民達‥‥
上の写真は、グラミン銀行からの借金により、起業して成功した人々の家庭などを訪問した時のものである。「借金の金を何に使ったか」と集会時にガイドが女性に質問したところ、「子供を大学に進学させた」などの回答もあった。また、どの程度貯金が出来たかとの質問には、にやっと笑って「それは答えられない」とのことであった。質問の回答には、すくっと立ち上がり、はっきりとした態度で答えていた。日本の女性よりもしっかりしているかも知れない。

先にも書いたように、グラミン銀行に関しては日本でも膨大な情報を得ることが出来る。ただし、間違ったイメージとして、銀行は善意の人々のボランティアで成り立っているとか、NGOであるとかの表現(特にネット情報)もあるが、初期は兎も角、現在は完全に企業である。グラミン銀行の問題点を指摘するものもあるが、先ずはその功績を認めるべきであろう。

グラミン銀行は2002年8月に、経営システムの大幅な改善を完了したが、旧システムと新システムが区別されずに記述された文献も多いように思う。旧と新の違いの文献も受領した。

グラミン銀行は従来は農村主体であったが、今後は都市の貧困者への融資も進めていくと言う。都市には同様の趣旨の企業であるBRACやASAが既に活動をしている。