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ダッカのスラム街
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写真−39〜41
スラム街の狭い竹の通路   →
この一番奥の家に案内してくれた
少年の母親がいた
2010_2_27
スラム街 列車 スラム街
列車がくると人々は落ち着いて逃げる
列車も警笛を鳴らし続けながらゆっくり走る
2010_2_27
スラム街の住居 →
2010_2_27
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4300ヶ所のスラム街‥‥
この線路脇のスラム街に入ろうとしたら、英語を喋る中学生くらいの少年が近づいてきて、案内してくれた。
一番奥の狭い路地の家まで案内し、これが自分の母親だと説明した。スラム街の人も気さくに挨拶してくる。少年は、案内が終わっても金を求めるでもなく自然に分かれた。スラム街では惨めな老人もおり、ここでは極端な写真は掲載していません。

スラム街の奥まで、警備も通訳もガイドもなしで歩ける国が他にあるだろうか。
(注:個人の感想です。真似しないで下さい)

しかし、今後の経済成長に伴ってスラム街の治安は確実に悪くなることは間違いない。

都市の貧困問題に取り組むNGOが参加するネットワークの推計によれば、ダッカには大小あわせて4300ヶ所のスラムがあり、30 0万人ほどが生活している。ダッカ市の人口の約1/4はスラムで生活しているということになる。よりよい暮らしを求めて、あるいは河川の浸食などによって往む場所を奪われた人々が、農村部から都市を目指して移動してくることが大きな要因として考えられ、スラムは増殖の一途をたどっている。

成人識字教育に関しても多くのNGOが実施している。1980年代にはNGOによって担われてきた成人識字教育も、1990年代からは政府が介入するようになったが、正確な識字率はよくわかっておらず、40〜66%の問でさまざまな見解がある。