線路上で生活する人々

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写真−38

線路上で生活する人々（ダッカ）
スラムの住居は線路の両側にある

2010_2_27

衝撃的な線路上での生活‥‥

前ページの線路上の商売人の光景は、ある意味では微笑ましい雰囲気で眺めたが、ここの線路上の生活者は衝撃的であった。線路の上にまで生活しないと住む場所が無いのかと、呆然とした。

Google Earthの衛星写真で調べると、近辺の約700ｍ区間において、線路上、および線路両側がスラム街になっているようだ。

しかし、ここの人々も例によって活気がある。孤立することなく、皆でコミュニケーションをとりながら暮らしているようだ。東京の上野や渋谷のホームレスと大きく違うのは、活気に溢れているか、いないかの差であろう。

泣き言を言っても誰も聴いてくれず、権利を主張しようにも主張する相手がいない。生きるために、大人も子供も毎日必死に動いて、働くしか方法がないのかも知れない。それが、旅行者には活気と見えるのだろうか。