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パハルプール(世界遺産)
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写真−31〜33
パハルプールのテラコッタ →
本物は博物館に保存されこれはレリーフ
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パハルプールのテラコッタ パハルプール パハルプール
パハルプール全景
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本院の周辺にはいろいろな建物
の基礎が残っている→
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危機に直面する遺構(パハールプル)‥‥
発掘により、巨大寺院の主要部分が地上に現れて約1半世紀の間、寺院は徐々に崩壊を続けている。寺院内部の広い中庭は、雨季には降った雨の池になり、寺院が池の上に浮いているように見えるとのこと。これは、発掘により、過去12世紀の間に蓄積された中庭の大量の土を運び出してしまった結果である。このような極端に悪い保存状態は更に進むと考えられる。毎年、1年の半分の間、寺院の土台が水浸しになるので、寺院の土台は既に重大な危機に直面している。さらに、地上に噴出する地下水の塩分がこの遺構と、テラコットの芸術品にとって大きな脅威となっている。(以上書籍情報)


聖徳太子の飛鳥時代に建立された法隆寺は6世紀であるので、ここパハルプール仏教僧院よりも古い。しかし法隆寺の五重の塔はほぼ完璧な姿で保存されている。木造建築はレンガ建築よりも寿命が長いことが伺われた。

パハールプルの僧院は、内部は大きな部屋が数多くあったのだが、砂で満たされて遺跡の崩壊を防いでいる。