並木街道を行く

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写真−34

並木街道

2010_2_24

悠久の時間が流れる？‥‥

辺境地を旅行して確信を持った事項がある。旅行案内書などでは、美しい自然とその中に暮らす景色と調和した地元民を並べて写真に撮り、「のんびりと悠久の時間が流れる」などと説明をしていることが多い。しかしそれは違う。彼らは朝早くから夜遅くまで一生懸命に働いているのである。自分だけ楽をしようとも考えず、先進国的な娯楽はなく、毎日が同じ仕事の繰り返しである。旅行者にはそれが「悠久の時間」と写る。怠け者は幸福にはなれない。少なくとも働ける人は幸せである。

このページと次のページと次々ページは何れも並木街道ではあるが、それぞれ風情が異なっている。このように、バングラデシュでは国道両側に並木を持つ街道が多い。