首長声明

新潟日報	民主、自民上回る勢い　比例第１党は確実
朝　　　日	自民、改選51議席は微妙　民主が上回る勢い
毎　　　日	自民、改選50維持厳しく　民主が上回る勢い
読　　　売	自民、勝敗ライン51割れも　民主大幅増の勢い
日　　　経	民主、自民上回る勢い　比例第１党の公算
産　　　経	自民51議席微妙　民主勢い　与党過半数は維持

参院選投票まであとわずか。全国の情勢はどうなっているのでしょうか。新潟日報など新聞各紙は先週末、一斉に世論調査を行い、
その結果を報道しました。

それによると、自民党は「小泉ブーム」で沸いた前回（2001年）の勢いを失い、勝敗ラインとしている改選51議席の確保は難しくなっています。民主党は大躍進しそうです。
内閣支持率はまたまた急落（読売35.7％）しました。

新潟選挙区（改選数2）では民主、社民推薦の無所属・近藤正道さんがややリード、と伝えられています。
しかし近藤陣営は「まだ態度を決めていない有権者が大勢おり、油断はできない」と気を引き締めています。

近藤正道さん満面の笑み―。11日投票の参院選新潟選挙区で、無所属の近藤さんが全県で非自民の幅広い支持を集め、トップ当選を果たしました。

伸び悩む自民票をしり目に早々と当選を決めた近藤さんは「県民は小泉政治にノーをつきつけた」と、高々と両手を掲げました。

もう一人の当選者は田中直紀さんでした。
自民党県連が全力で肩入れしていた塚田一郎さんは、前回の参院補選に続いて敗れました。

近藤さんの勝利は「新潟方式」といわれる民主、社民、連合、市民グループの共闘が県内にしっかりと定着してきたことを示すものです。

秋には平山征夫知事の引退に伴う知事選が予定されており、この候補選びにも大きな影響を及ぼすとみられています。

全国の開票結果では、自民が比例で民主に敗れ、一人区でも各地で民主に競り負けて、勝敗ラインとしていた改選51議席を確保できませんでした。
民主は改選38議席を大幅に上回り、50議席の大台に乗せて「政権交代」へ前進しました。

篠田昭新潟市長を応援してくれた民主比例の渡辺秀央さん（元自由党県連代表）と喜納昌吉さん（沖縄のミュージシャン）も当選しました。

10月に予定されている県知事選に向けて、各政党、団体、グループが候補擁立を模索している中、篠田昭新潟市長ら県内の首長有志 19人(上記)が、新知事に求められる資質などをまとめた県民アピールを発表しました。

アピールは、取り組むべき県政の最重要課題として　①県財政再建
②ガラス張り県政の実現　③地域自立への支援　④雇用拡大　⑤生涯現役・生涯青春社会のシステムづくり　⑥内での連携強化と外との交流拡大　⑦北陸新幹線開業をにらんだ具体的取り組み――を挙げ、「時代の流れが速く、課題が多岐にわたっているだけに、次期の知事には県民の心をまとめる強さと明るさが求められます」と強調しています。

そして「特定団体・グループに偏ることなく、県民主体の立場で県政を牽引していくことが必要です」「明るい人柄と課題を解決する強い意志、それを実現する能力・識見が欠かせません」と訴えています。

首長の動きとしては、県市長会、県町村会が商工会議所連合会、県農協中央会、県医師会などと連携して候補選びにかかわっていますが、篠田市長らのアピールは“県民・市民参加の候補選び”を重視しているのが特徴です。

「私たちはこんな知事が欲しい」と声を上げようと、ＮＰＯ活動に取り組んでいる市民グループが、8月5日午後6時半から、新潟市のＮＥＸＴ21市民プラザでワークショップ形式の意見交換会を開きます。

呼びかけ人は、浅野ゆうこさん（新潟ＮＰＯ協会）、大倉宏さん（新潟まち遺産の会）、小畴弘一さん（まちづくり学校），相楽治さん（新潟水辺の会）、横山裕さん（にいがた寺町からの会）、村上恵子さん（まちづくりを考える女性の会）など12人です。

篠田昭新潟市長の後援会「あきら会」が会報「青空」３号を発行しました。
「とにかく篠田市長はタフである。就任から１年７カ月、完全休日は今年の元日だけだった。その元気の源は何だ」と、篠田市長のパワーを支える「食」を特集しています。

新潟市長　篠田　昭　　　上越市長　木浦正幸
柏崎市長　西川正純　　　白根市長　吉沢真澄
安塚町長　矢野　学　名立町長塚田隆敏
山北町長　大滝平正　　　寺泊町長　高橋　誠
湯沢町長　村山隆征　　　聖籠町長　渡辺広吉
鹿瀬町長　長沢　均　　　越路町長　大野勉
柿崎町長　楡井辰雄　　　紫雲寺町長鬼嶋正之
妙高高原町長　岡山紘一郎
和島村長　笠原芳彦　　　山古志村長長島忠美
朝日村長　鈴木源左衛門
月潟村長　金子由征　　

当近藤　正道（無）	428,117
当田中　直紀（自）	367,059
塚田　一郎（自）	319,968
桑原加代子（共）	111,201