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新潟市長 しのだ昭の改革を応援する
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<10月21日更新>
暴かれる「古い市役所」
官製談合で「官」逮捕  苦悩する篠田市長
新潟市の官製談合は、検察が「官」の刑事責任追及に乗り出したことで、これまで市民の目に触れなかった「古い市役所」の官業癒着体質を浮き彫りにする展開を見せています。

当面の焦点となっている「入札妨害」は、01年から3年間のものですが、「悪しき慣行は数十年前から続いていた」との証言が新聞報道などで相次いでおり、事件の拡大は必至です。
「常態化」していた情報漏えい
大手ゼネコンや県内建設業者を軒並みに立ち入り検査し、談合関与の市職員5人を特定した公取委は、排除・改善勧告に当たって情報漏えいは「組織的で、常態化していた」と断じました。
逮捕された市都市整備局参事(元下水道建設課長)も、漏えいは前任者から指示を受け、後任者に引き継いだと認めています(新潟日報)。

篠田市長は「悪しき慣行が長期間、広い範囲で行われていたと、かなり具体的に把握している」と明らかにしています(読売)。
もっと上?下? 手ぶりで合図
価格漏えい現場のやりとりは、どんなものだったのでしょうか。

勉強会と称する業者の打ち合わせ会で、落札業者(チャンピオン)を確認すると、その業者が市役所に出向く。「上?下?」と質問しながら価格を絞り込むケースがあれば、黙って資料を広げる課長もいました(朝日)。

見積書を書いた紙を持参し、小さく折りたたんで課長に渡す。課長が手のひらを上に動かせば、価格はもっと上、手のひらを下にして動かせば、もっと下の合図でした(読売)。

逮捕された参事が下水道建設課長時代に発注した工事は、全体の3割近い約200件が予定価格の99%以上の高率で落札しています(日報)。
官業癒着の太いパイプ、天下り
市人事課の資料などによると、過去10年間に市職員が建設業関連の企業や団体に再就職したのは74人。うち都市整備局からの天下りは38人に上り、突出しています。市職員の一人は「かつての上司が役員に収まっている会社に、部下だった課長が厳正に対処できるわけがない」と指摘しています(読売)。

市は今年3月、業界との関係を見直すため内規を強化し、市と密接に関係する民間企業に再就職しない、と改めました。しかし罰則規定がないため、同月退職した都市整備局の理事と部長がこれを無視して大手建設会社に再就職しました(同)。
「残念で腹立たしい」と篠田市長
地検が動いた19日、篠田市長は「残念で腹立たしい。市民に申し訳なく思う」と謝罪しました(日経)。
さらに同市長は、市の内部調査で公取委以上の情報をつかんでいることを明らかにし「官製談合の実態を知れば知るほど(公取委の)改善措置要求の応えるだけで市民の納得が得られるのか悩んでいた」と、率直に語りました(朝日)。

官業癒着・談合の温床になっている天下りも、あうんの呼吸で情報を漏らす関係も、篠田市長が02年秋に市役所に乗り込む前は「当たり前のように」繰り返されていたのです。

篠田市長は選挙公約の一つに「入札改革」を掲げ、公取委が動き出す前から改善策を打ち出し、公取委の改善勧告と前後して、@一般競争入札の適用範囲の拡大 A市外業者を含め指名入札業者数の拡大 B予定価格の完全事前公表 C電子入札の準備――などを実施してきました。

ほかにも、第三者による入札監視委員会を発足させ、ずさんな工事を防ぐ点検パトロール隊も新設して目を光らせています。

これらの改革の結果、平均落札率は改革前(03年度4−10月)が 95.59%だったのに対し、改革後(10-3月)は86.31%、04年度も4- 9月が85.24%と下がっています。
厳しさ増す市役所OBへの視線
ここで「悪しき慣行」と決別できるのか――市民は検察の今後の動きに注目しています。
篠田市長も「市の調査には限界があり、把握できないこともある。特にOBについては人事、懲罰権がない。それを地検がどう解明するか」と、全面協力の姿勢です。

業界を向いていた「古い市役所」から、市民の利益を第一に考える市役所へ。幹部とOBに向けられた市民の視線は厳しさを増しています。
<10月25日更新>
新潟県中越地震により被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
くれぐれも健康に留意され、一日も早く復旧されますよう祈っています。
sky360
篠田昭新潟市長の後援会「あきら会」は中越地震被災者に送る救援物資を募っています。
◆水、水を入れる容器◆お茶、ジュース◆カップめん、乾物◆日持ちするパン◆毛布、タオル類◆紙おむつ、下着◆洗面用品、ティッシュ◆懐中電灯、ランタン・・・など。

「あきら会」事務所、 新潟市出来島1-3-11、ロイヤル千歳21まで持参ください。
<04年11月1日更新>
11月10日は「青空市長」誕生の日
改革の成果は・・今後は・・
11月10日は篠田昭新潟市長が、2年前の市長選で当選を果たした記念日です。
「新潟に青空を呼ぼう」と、合併・政令市づくり、市政改革をスローガンに掲げ、同市で43年ぶりの民間出身の市長となった篠田さんは「青空市長」として多くの市民の期待を集めてきました。

あれから2年、ちょうど任期の折り返し点です。「公約はどこまで実現されたのか」「市長の今後の市政運営のスタンスは」――市民の間でそれぞれの中間総括と点検が進められています。
◆関連インタビュー
第1回は元市会議員の大橋醇吉さん
第2回は市会議員の高橋三義さんです。
ここからどうぞ。
あきら会が「青空」4号
しのだ昭後援会「あきら会」はこのほど会報「青空」4号を発行、会員などに送りました。
新知事となった泉田裕彦さんとともに新潟の未来を切り開いていく――との篠田市長の抱負を表紙に、しのだ市政の2年を振り返る特集を組んでいます。