行宮(행궁:ヘングン)他
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華城行宮(화성행궁:ファソンヘングン)は華
城の中心部にある。正祖(정조:チョンジョ)が自分の父、思悼世子(사도세자:サ
ドセジャ)の墓に参拝したときに泊まったところである。行宮の中では最も規模の大きいもので、普段は官庁として使われていた。
思悼世子は頭のよかった人物で幼くして世子(皇太子)になった。しかし政争に巻き込まれ精神状態が不安定になってしまったため父王、英祖(영조:ヨン
ジョ)は世子を自死させるしかないと考えた。しか
し、
自死を拒んだたために米びつに閉じこめられて殺された。そのとき、英祖の前で父を殺さないようにお願いしたのが、世子の息子である正祖であった。英祖も後
に世
子を殺したことを後悔して、荘宗(장종:チャンジョン)という王号を追号し、追悼するために慶慕宮(경모궁:
キョンモグン)という宮を昌慶宮(창
경궁:チャンギョングン)近くの、現ソウル大学病
院裏に建てた。
近くには正祖をまつる華寧殿(화녕전:
ファニョンジョン)や正祖大王像などがある。
華城の近くには他にも見所がある。なかでも、車で5分ほど行ったところにある曹渓
宗の尼寺、奉寧寺(봉년사:ポンニョンサ)の本堂(大寂光殿)では荘厳な本尊仏が見られる。本尊仏の裏側には大涅槃仏が描かれている。