王宮の配置
公式行事と普段政治を行うところ(建物が一直線に並ぶ)

王宮の作り方は、中国の古代国家「周」の書物に決められている。

  1 都の中央につくる。
  2 王宮の右手に大地を祭る社稷壇、左手に王の先祖を祭る宗廟を建てる。
  3 3つの区画に分ける(公式行事の空間、普段の政治を行う場所、私的な空間)
    それぞれの区画はすべて回廊で囲い、別の区画とする。
  4 正門から公式行事のところまでは3つの門をくぐる。
  5 王は南を向いて政治をするため、建物は南北一直線に建てる。

以上のことを原則として景福宮も作られた。それとともに当時流行した風水の影響もある。朝鮮王は中国皇帝に冊封されていた。皇帝より一段格が下がるため、多くの場所で中国よりも規模の小さい建て方がされていた。これも「周」の書物に決められていた。

私的な空間と休息の場

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