里山辺地下工場
壁に書かれた「天主(=神)」の文字

松本近辺は第2次世界大戦中、要塞地帯の1つで あった。そのために様々な軍事開発が行われている。地下工場もその1つである。里山辺地下工場も戦争末期に掘られたもので、実際に使われていたようだ。 一時信州大学が坑道の一部を使っていたが、崩落が進んだところも多い。中にはレールのあとや、発破のとき不発に終わったダイナマイトなどが残されている。

坑道を掘るときに多くの朝鮮人が徴用されたというが、正確な資料はまだ見つかっていないそうである。このような地下工場は全国にあるが、いずれも案内人が いないと危険である。

ダイナマイト(甘い味がした) レール 近くは紅葉中(2003年10月)

針塚古墳    目次    HOME      大室古墳群