伝燈寺(チョンドゥンサ)
三聖閣の絵
(山神を祭る=仏教との習合)

伝燈寺(전등사:チョンドゥン))は江華島を代表する寺である。記録上は4世紀に作られ、13世紀に再建した、大雄殿は1621年に建てられた。韓国は木造の古い建物が少なく、最古のものが15世紀である。百済時代からの三郎山城(삼랑산성:サムナンサンソン)=鼎足山城(전족산성:チョンジョクサンソン)の城壁がこの寺の山門のところを通っていた。

1866 年にフランスが江華島を占領したとき(丙寅洋擾)、鼎足山城で朝鮮軍と戦い。朝鮮側が勝った。これを聴いたナポレオン3世は激怒したという。本堂前に鐘がある。もともと1097年に鋳造された中国の鐘である。本来の鐘は太平洋戦争中の金属供出で溶かされてなくなったが、解放後、住持が溶かされずにいた別の鐘をつけたとのことだ。


大雄殿(本堂) 梵鐘(中国のもの) 本土を見る(直線上徳津鎮)

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