第7回 |
5月28日(日比谷)、6月24日(新宿) |
「받침」の発音、私は〜です |
1 復習
・教科書13頁の宿題を行ったか確認。
・確認テスト
紙に4×4のマスを書かせる
13頁の単語24個のうち16個を任意に写させる(意味を考えながら)
単語の意味を日本語で出題して、該当する韓国語の単語を消させる。
ビンゴ(のはず。24題出題して、ビンゴになったのは10名中5名…ならなかった人も半分以上は斜線となっていた。
教科書12頁の単語24個のうち未読のもの(激音)の所を読む。反切表が無くともゆっくりとほぼ読める状態になった。
기타…キタ〜
하마…河馬の韓国音
지하→「みなさんは지하チョルで来ていますね。ながたちょうヨクですか?半蔵門ソンですか?…선,역を導入。
固有名詞は日本語読みでよい。半蔵門線を반장문선とする必要は無い。
2 받침の発音
文字の下の部分は子音で終了することを表している確認。英語のputのtに当たる部分である
・教科書では「響くパッチム」「消えるパッチム」と分類している
・響くパッチム=「ん」「る」と聞こえるもの。
・消えるパッチムはktpにあたるが、英語とは違った響きになる。
→実際にput・붇、coock・국と発音する。韓国語の方は子音部分は「聞こえない」。
(教科書によっては
「っと聞こえる音」としているものもある)
a)響くパッチム
「ん」と聞こえるが、韓国ではm,n,ngを区別する
日本語でも区別はある。「(1)パンにバターを塗った(2)パンも好
きだが、(3)クリームパンが好きだ」
→(自分で発音をしてみて、口の動きの違いに気づいた人…半分程度)
わざと「n」「ng」「m」だけで発音してみせる→違和感は感じる
(1)(2)(3)だけで発音させて、「ん」のときの口の状態を説明しながら確認させる。
※前回、가가, 가가となった場合、韓国語母語話者は自動的に音が変わるため区別を改めて勉強し直さなければ
ならないと指摘したが、「ん」については、日本語母語話者は自動的にm,n,ngと切り替わるため、練習が必要と指摘。
・ㅁㄴㅇの順で練習。ㅇは鼻をつまんで発音が出来なければ、OK。
・ㄹは簡単に(耳で聞くと、イ、ウ、ルの間くらいに聞こえる)。英語のrの発音にならないように。
b)消えるパッチム
ㄱㄷㅂで終わるが、その口の形で終わらせること。
→「おじいさんの古時計」の「チックタック」を発音させて、칙탁と発音していることに気づかせる。
歌のテンポで発音すると決して「ちっくたっく」や「チkタk」にはならない。
・パッチムの所の単語練習→宿題
3 I LOVE YOUの歌詞を読もう(2)
先週の続き。5グループ(2人ずつ)に分けて歌詞を読む(둘받침と鼻音化は先週説明)
【結果】
タシン ボルス オプヌン イビョリンテ(「ボルス」は前から続いてこう聞こえるのでOKとした)
다신 볼 수 없는 이별인데
トリキルス オムヌンゴル チャル アルコ イッチマン
돌이킬 수 없는 걸 잘 알고 있지만
オトケドゥン クデル チャバ トゥゴ シプンゴル
어떻게든 그대 잡아 두고 싶은걸
イ セサン アニラド オンチェンガ ウリ タ
シ マンナル
テンデ
이 세상 아니라도 언젠가 우리 다시 만날텐데
ヌンムル ハンパムウルド ポヨソン アントイゲッチョ
눈물 한방울도 보여선 안되겠죠
→歌を聴き、歌詞と違って聞こえる部分(赤字部分)を担当したグループの生徒に指摘させる(多くは有声音化と鼻音化)
【解説】
・.안되겠죠の되はトゥイではなくトェ(この発音は初出)
・下線部は激音化する(カタカナそのもはあっている)。ㄱㄷㅂㅈの前後どちらかにㅎがある場合はㅋㅌㅍㅊになる(教科書)。
※まだ、6回しか授業をしていないが、ハングルがわかれば、とりあえず読むことが出来る。以前가다のようなものを
「フトコト」と読んで、韓国の町を歩いた番組を見たが、その必要は無い。また、英語、中国語は文字を知っていても
発音までいかない。ドイツ語なら可
4 自己紹介【残り20分】
【単語】
○는 ○○입니다.を定着をめざす準備。
まず、教科書にある単語に은、는をつけて練習
(例)어머니는、아버지는(赤字は若干高めに発音)
教科書では単語数が少ない。ワークシートを使って家族関係の単語を中心に導入。
・할아버지==할머니
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아버지==어머니
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========= 저, 나==애인(註)
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(男から)형 누나 | | 아들 딸
(女から)오빠 언니 | |
남동생 여동생(兄、姉どちらかでも同じ呼び方)
(註)ワークブックに妻がない(ついでに、애인は「愛人」と書く。恋人の意味。中国語では「妻」)。
・家族関係の用語は複雑なため、とりあえず父方だけを覚えること。
・その他、대학생, 선배, 후배, 고등힉생など(線、先など(セン)と読む文字は「선」となるものが多い)
대학생、고등학생に続けて중학생、초등학생というと、大体何を言っているか分かる。유치원は難しい。
5 次回予告
1.〜は○○です、○○ですか?。○○ではありませんの定着。
2.行く、来るなど(합니다体で)。関連する助詞。
場面設定はこれから考える。
3.I LOVE YOUの音など
4.チャレンジとワークブックの単語確認テスト