第2回 4月16日(日比谷)、4月22日(新宿)
ハングルde五十音

1 出席
  ・○○씨, "예","○○씨, "예"
  ・○○씨, ○○씨는  없어요?

2 ハングルde50音(1)  席決め
  ・黒板に座席を指定した紙を張り出す。
   表記はハングル

   教卓前に、各自の名前をハングルで書いた紙を置き、1度だけ見て良いことにする。
   それを眺めた後、座席表を見て自分の席に着かせる。

   座席表を見ながら、○○씨 예요?と名前を確認する。

3 ハングルde50音(2) 五十音表作り
  ・なぜ自分の名前とわかったか質問。
    ○○さんと同じ形があったから。
    同じア段の場所に同じ記号があったから。
    文字数が一緒だったから。
    最初から知っていた
             など

その結果、「ト」はア、「|」はイ、「T」はウ、「⊥」はオを表しているようだとわかる。
  ・50音(濁点入り)の表を配布して、実際に当てはまるか確認してから、AIUEOの所に、書き入れる。
  ・ㅏはトに、ㅜはTに、ㅗは⊥にならないように。
  ・○がついている者は、ア行である。書き順は上から、果樹園の地図記号のように○の上に点を付ける必要はない。
   (新宿 学校の前にイイがたくさんあるでしょ? 이이が何件もある)

  ・カ行はよく見るとㄱ、ㅋの2種類がある。
   ㄱ は語中に入ると濁る。ガ行になる。
   ㅋ は言中でも濁らない。
  ・ガ行もㄱであらわす。語頭の濁点はない。

     銀閣寺、金閣寺は区別しにくい。ソウルの空港にGimpo空港があるが、発音はキンポになる。
   (表を順番に造っていく。濁音、半濁音のあるものは、清音のあとに続ける)

●カ行と同じような現象の起こる行はタ、パ、ザ行である。
  ・タ行は語頭はㄷ、語中はㅌ。
  ・パ行は語頭はㅂ、語中はㅍ。   
  (実際に発音させて、パの清音はハではないことを確認させる。その際に、まずカ、ガ、タ、ダと発音させて、
   口の形に変化がないことを確認させる)
  ・ㅈㅊの関係も同様(「チ」の音とチャ行で問題になる)
  注意…サ行は濁らない

●これまでの基準通りには表せない音。
  ・サ行 スは수でなくて스。
     実は韓国語ではㅜと書くと、口をとがらせた音になる。それで「ス」を発音すると日本語としておかしい。 
  ・ザ行 자지주제조であらわす。ザ行にあたる音はない。ジャ行で代用する。
  ・タ行 そのまま다디두데도とすると、タ、ティ、トゥ、テ、トとなる。
       チ 지 치
       ツ 쓰 츠
       ツにあたる音はない。ッスかチュで表す。トンカツがトンカッスになる。
  ・ヤ行 야、유、요…母音ア、ウ、オに1本棒を加える。
  ・ワ行 와 오と아を合わせたもの。オ、アを段々早口にして、同時に発音しようとするとワになる
       (このような書き方を合成母音という。ヲはオでよい。)
    ○○は、 ○○へ、  ○○をは、それぞれ○○ワ、○○エ、○○オと発音通りにする。

●「ん」はこれまでの文字の下に「ㄴ」を付ける。(このように子音を下につけることをパッチムという
  ・「っ」は「ん」同様に文字の下に「ㅅ」をつける(こちらがなぜ「っ」になるかは敢えて触れない)
  ・伸ばす音は無視して良いが、書きたい場合は発音通りにすること。
    (叔母さん、お婆さん、大叔母さん、大庭さんの区別はつかない)

  【クイズ】「ミャ」はどう書くか?各自に書かせる。
     (回答例)미야と文字通り書く者が多い。
       
   正解 アルファベットで考えること Mya。
       샤、슈、쇼。他も同様でよい(チャ行は자、주、조でよい)

●ここまでで読めるものもかなりある。(写真のコピーを配る)
       
「チャレンジ」の挨拶の単語を少し読んでみる。このとき、パッチムの発音も導入する。

・次回は가나다라を学ぶ。

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