第14回 10月5日(後期第1回)
辞書を引こう

1 夏休み宿題の講評、後期授業について
 ・巡検後食べた食事について。カムジャタン、ネンミョンなど。カムジャタンには最後にラーメンをいれた。
 →冬の寒いときにカムジャタンを食べると美味しい。

   後期の授業は2月に自己紹介の試験、12月に料理などを予定している(焼き肉ではない)。
   授業は自己紹介などの基本的な会話だけでなく、読解も行う。

2.辞書のひき方
  辞書を手に馴染ませた後、辞書の配列について説明。→一緒に辞書を見ながら。
    1 大きな見出しは、ㄱ, ㄴ, ㄷ, ㄹ順。
    2 母音はㅏ, ㅑ, ㅓ, ㅕ順
      가, 갸, 거, 겨となる。
      개, 걔, 게, 계はそれぞれ가, 갸のあとに개, 걔が、거, 겨のあとに게, 계が来る。

       【説明】개は[가+이]、게は[거+이]であったものが、次第に「ケ」の音に変わったものである。
           そのために、가、거に「이」が付け加わったと考えるから。

      練習1. 一文字の単語を引いてみよう。
           저, 나, 개, 게
      練習2. 二文字の単語を引いてみよう。
           아이, 오이, 어디, 어느, 누구

    3 子音で終わる文字(パッチム)は、母音だけで終わる単語に続いてㄱ, ㄴ, ㄷ, ㄹ順で記載。
       →先に実際に辞書で가が一通り出尽くした後、각, 간, 갇と続くことを「発見」させた後、説明。

      練習3. パッチムの含まれる単語を引いてみよう。
           문방구, 오징어, 무엇(※ 最初は문어を考えたが、辞書になかったので、急遽문방구に変更した)。

    4 母音が二つ書いてあるもの(合成母音)はどうか。先に問題を提示
      練習4. 合成母音の含まれる単語を引こう。
           왜, 의무, 외국인, 의자

       まず発音してみよう。ウェ、ウィム、ウェーグギン、ウィジャ…最初に下の母音を発音してから、横の母音を発音する。
          →왜の場合、오に関する単語(パッチムのあるものも含む)が終わった後、出てくる。

    5 パッチムが二つある場合。実際に辞書を引いて規則を見つけ出そう(一問はひっかけ)
      練習5.自分で引いてみよう(読み方も調べること)。
           닭, 흙, 있다, 없다, 읽다, 앉다

3.辞書を引いて文章を読もう
    韓国の粉食店の伝票を配布。(獅子は千尋の谷に我が子を落とすなどという話をしつつ)
    その中にある「계산시 앞 카운터에 재출해 주십시오」を辞書を使って自力で訳してみよう。
     ・카운터は音から、何のことか判断すること。
     ・재출해は、재출하다で、주십시오は주다で引くこと。

    「計算時 前 カウンターに 提出する ください」
    →ほぼ同じ順番で日本語に置き換わる。
     ・ただし「の」は日本語ほど使われないので、適宜補う必要がある(「前カウンター」ではない)。
     ・주다はあげる、くれる、もらう等の意味がある(訳しているときに混乱した人がいた)
     ・文中に「読点」は殆どつけない(質問に答えて)。文末はピリオド、クエスチョンマーク。
   
   「計算時、前のカンターに提出してください」

      …재출하다がなぜ재출해に変わるのだろう(問題提示)

4.音楽鑑賞
   息抜きに「할아버지 시계(おじいさんの古時計)」「흑백사진(五番街のマリー)」「는의 꽃(雪の華)」を聴く
     「흑백사진」は知っているものがいなかったので、途中終了

次回は読解の続きと、해요体(第3語基の作り方)についてを行う。なぜこれまで합니다の形にこだわったのかも説明される予定。

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