第9回:6月22日
漢数字、固有数字

1 自己紹介

  ・お客さんが来たため、お客さんに対して自己紹介をする。

2 ビンゴ
  25マス(5×5)に前回配布した単語プリント(合成母音、ㅁ, ㄴ, ㅇ, ㄹ, ㅂ, ㄱパッチム)の「単語」を任意に書き写す。(3分)
  日本語で該当する単語の意味を言う。
  優勝者3名に賞品
  (楽しみながら、韓国語の単語の定着を目指す)   

3 単語を覚えよう
  教科書用のワークシートより2ページ配る。パッチム(ㄷ関係)と新出単語。(時間切れで配布のみ。次回解説)
 
 【単語】
   1.ㄷ 걷다, 듣다, 맛, 옷, 갔다, 왔다, 낮, 늦다, 꽃, 햇빛, 겉다, 끝, 낳다, 넣다, 좋다
   2.新出単語 한국, 사람, 일본, 우리, 선생님, 가수, 딸, 아들, 남동생, 여동생, 언니, 누나, 오빠, 형, 친구, 대학생

4 漢数詞
     1から20まで唱える。分、月、日などをつけて練習。
     韓国の紙幣を見せる。値段を言う練習。

    (関連) 이것 얼마입니까? (얼마예요?)
    (注意) 1万ウォンは일만 원でなく만원である。「マ」を少しだけ長く発音する。

     テレビ番組から電話番号(CM 080-0060-7××)、天気予報(서울 20도, 대구 24도)を聞く。
     ※0060の「6」の聞き取りは難しい(早口、軽く発音、뉵に音が変化する)

    (ついで)天気予報の朝鮮半島の地図を見ると…
         ・北朝鮮の天気予報も行っていること。
         ・南北の境界線が入っていないこと(韓国から見れば北朝鮮も含めて「大韓民国」。北朝鮮からすれば、
                             韓国の南端まで「朝鮮民主主義人民共和国」)
         ・竹島についても天気予報をしている。

5 固有数字
    ※漢数字が日本語の音読みと何となく似ていることと異なり、固有数字は全く似ていない。

    1=하나, 2=둘, 3=셋, 4=넷, 5=다섯, 6=여섯, 7=일곱, 8=여덟, 9=아홉, 10=열

     ・最初は音だけで聞き取らせる。아홉は予想通り笑いがおこる。
     ・次に口を見てもらう。音には聞こえないが、子音が発音されていることに気づく。
     ・一緒に唱える。
      하나は「ハナから」に通じる。
      셋は偶然に「セッセッセ」と同じ(韓国語説もないわけではない)。
      このときの日本語の発音は「셋,셋,셋」(曖昧な状態ではあるが)であって、「세, 세, 세」にはなっていないはず。
     ・文字で書く。여덟は毎年覚えにくい。

     ・10以上も唱えてみる。열 하나, 열 둘, 열 셋, 열 넷
   
  (発音)열 넷=[열렛] ㄹ+ㄴ=ㄹ+ㄹ ㄹ+ㄴは韓国人にとって発音しにくいため。
      ※これ以降の数字を取り上げると、ㄴ挿入が出てくるため、お茶を濁しておく。

  (ついで)신라(新羅)が「しらぎ」となるのも同じ理由。신+라=[실라]で「しら」。「ぎ」は城のこと。 

6 序数
    〜時 시 …4時45分は「사시 사십오분」ではなく、「네 시 사십오 분」
    〜個 개
    〜回 번
  
   そのとき、1,2,3,4は한, 두, 세, 네にかわる。
  
   한 시, 두 시, 세 시, 네 시, 다섯 시, 여섯 시

     ・하나は、日本語の「鼻」や「花」のようなアクセントをつけないこと。
     ・두を英語のTowのように伸ばさないこと。
     ・時間を唱えるときは午前(오전)、午後(오후)をつける(一部を除いて24時間制ではない)
     ・한국, 한글の한は「ひとつ」につながり、「偉大な国」、「偉大な文字」の意味になる。

   聞き取り
      以前のMBC歌謡大典の映像で、「青白」の優勝を決めるために、集められたボールを投げるシーン。
      固有数詞を唱えながら(1音ずつ)、3の倍数と3のつく数字を唱えないようにするゲーム(次回行う)。
      KJ-kidsの「おつかい」の歌(ほうれん草一束、××が2個、リンゴが3個、ミカンが4個、あっという間に5時)。

次回は固有数詞の定着と曜日、「こそあど」、助詞について

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