第3回:4月27日
カナダラマバサ

1 五十音で書こう

 A4の白紙を配り「目」の字に折り目をつける(三角形の机における名表を作るため)
 (1)自分の名前をハングルで書く。
 (2)自分の使っている鉄道、駅名を書く。
  (例)"도오큐우 다마가와센 무사시닛타 에키"(東急多摩川線武蔵新田駅)のように
    …「パッチムが書ける」「語中の清濁に意識する」「東急、京急など拗音も多い」
      拗音はカナのイメージがあって難しい。「きゅ」は大部分の生徒が키のパッチム部分にㅛを書いていた。
 (3)出身中学校を書く。数字がある学校は数字もハングルで。
  (例)"오오타구리쓰 오오모리 다이 주우이치 주우갓코오"(大田区立大森第11中学校)のように。
     주は教えていないので、それまでの表にあるハングルから考えさせる。「쓔츄듀튜」などの誤用が出た。

 2 ハングルを読もう
  「好きやねんハングル」掲載されていた日本の県名をハングルで表したものを読ませる。
  五十音表をしまわせて、先ほどの紙だけを参考にさせる。正答率は完璧から2割程度まで。사가が滋賀になる生徒が多い。
  全問正解者には記念品を。
   …今は読めなくともかまわない。大体夏休み頃には「○|○|」の看板が"이이"に見えたり、ロトが"마""무"に、
     21:01という時計のディジタル表記が"리미"に見えるようになる(爆笑)。

3 カナダラ、アヤオヨ

 これまでの五十音からカナダラへ転換。カナダラマバサ、アジャチャカタパハを練習。
 その際に가카, 다타, 자차を並べて書き、後者が一画多いことに気づかせた後、これは「死ぬほど息を出せ」ということだと指摘
   (激音という表現はこの時点では使わない)。練習する。
  …聞き取れなくてよいが、発音は気をつけて(相手があるため)
    同じ「ピ」のようでも、비가 내리다(雨が降る).と피가 내리다(血が降る).は大変違うし、"꽂비는 동백섬"(花開くツバキ
    島),が"콧피는 동백섬(鼻血はツバキ島”)"になると目も当てられない(でもよく耳にする)。
  
  頃合いを見計らってアヤオヨ。最初に既出の母音を並べた後어여を紹介。
   어はあくびをした後、「お」というつもり、오は「ヨオ、○○君のときの「お」」
   「우は「マンボxxの「ウーッ マンボ」のウ(これを으でやる人は先ずいない)。
   教科書を見て、表現を確認。아이, 우아,여우, 우유に예요をつけて練習。書き込むところは宿題。  

4 テレビを見る(CDが臨時に使えないため)
  くれよんしんちゃん>    :모델이 된다"という題名のㄹは?子音で終わるとき、「ん」と同じく下にぶら下げる。

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