第15回 10月27日
不可能(못) 해요体(母音語幹)
1 小テスト
 1 次の単語を요のつく形に直せ
     울다, 웃다, 벗다, 괸찮다, 열다,
 2 次の文章を요のつく形で作文せよ。
    歌がよいです/ キムチを食べます/ 冷麺はイヤです/ 犬がいます / 人が多いです
 3 次の文章を否定形に直せ。
         학교에 갑니다./ 주스를 마십니다./ 친구가 옵니다./ 책을 읽어요./ A씨는  요리합니다.
 
2 不可能の못(テストの3の文章をつか う 지 못하다には触れない)
         하교에 못 갑니다./ 주스를 못 마십니다./ 친구가 못 옵나더./ 책을 못 읽어요./ A씨는 요리 못 합니다.
 
  【発音】 못+마
[몬마 t+m=n+m] , 못+하 [모타 t+h=th], 못 읽어 [몬닐거 n挿入を説明していないのでそのまま覚えること]
 
    학교에 못 갑니다.と학교에 안 갑니다.ではニュアンスが異なる。학교에 못 갑니다の場合は単に行けないということ になるが、
         학교에 안 갑니다の場合は何か事情があって行かないというような意味になる。
   (関連)可能表現を紹介だけする。cannotにあたる単語はあるが、canにあたる単語はない。
         학교에 갈 수 있습니다.(用言+ㄹ/을 수 있다)
   (質問に答えて)ㄹは「を」にあたる助詞の를ではなく、用 言につく形である。他にㄴがつく場合もある。
 
3 하다、이다の場合の해요体の作り方
    하다(합니다)は하요ではなく해요。だから사랑합니다が사랑해요とな る。   
    이다は母音+예요、子音+이에요.  개예요./ 주스예요.
 
4 母音で終わる場合の해요体の作り方
   해요体の作り方の基本を確認した後、基本通りの形を示したあと、実際の 形を口頭で示し、ノートに書き取らせる。意味は調べない
     ※口頭で示す前に、韓国語は母音が続くことを嫌う傾向があると提示 しておく。
   가다→가아요→カヨ→가요     ㅏ+ㅏ요=ㅏ요       (練習) 타다, 만나다 , 일어나다, 차다, 나가다
   오다→오아요→ワヨ→와요     ㅗ+ㅏ요=ㅘ요    (練習) 보다
              (オアヨから次第に早口にしていき、自然にワヨとなることに気付かせる)

  
    ※ このあたりで、早口で二つの母音を早口で発音した形になると気付く生徒が出始める(の時にはほぼ全員理解できていた)
 
   서다→서어요→ソヨ→서요     ㅓ+ㅓ요=ㅓ요
   주다→주어요→チュォヨ→줘요 ㅜ+어요=ㅝ요   (練習) 배우다
   (参考)これくだい 이것 주세요. (이것を이곳にしないように。土地売買になるよ… 
     ※ 「줘」を「주ㅏ」と書こうとする生徒がいたが、陰陽を合わせた 母音の書き方はないと表を見せる、「ㅣ」だけは両方につく。
 
   마시다→마시어요→マショヨ→마셔요   ㅣ+어요=여요
(練習) 기다리다.  가르치다, 다니다
         発音するまではどういう形になるか怪訝そうな顔をするが、マシオヨとやると、「あっ、マショヨだ」という生徒が多い。「시ㅓ」
で書く者が
     いるかも知れないと思ったが、全員셔と書いていた) 
  
   쓰다→쓰어요→スォヨ…ソヨ→써요  ㅡ+어요=ㅏ요 (練習) 크다,
    (参考)「背が高い」は키가 커요、커を코(鼻)としないように。なお、ビルが高いは높아요を使う。
 
   この段階で辞書を使い意味を調べる
     ※この形で요がとれると、반말といって、親しい友人関係や目下の 関係になる(ため口?)。
        사랑합니다→사랑해요→사랑해(ニュアンスの違いが)
 

5 参考
            좋다
→좋아요(良い)/ 좋아하다→좋아해요(好き)
        싫다→싫어여(いや)/ 싫어하다→싫어해요(嫌 い)
               かけ声で좋아요と좋아해요では全く意味が異なる。
 
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