第10回 7月7日
夏休み課題、数字(固有数字)、歌

1 夏休み課題(プリント配布)
次の3つの課題を行い、それぞれレポートとして提出すること。
   1,町の中のハングル  
     町の中にあるハングルの看板などを探し、撮影し読む(読みをカタカ ナでつけること。意味は分からなくて良い)

   2,ハングルのある(韓国人の)町
     次のABの中から、それぞれ1つの地域をえらび 巡検し、それぞれの 町の雰囲気をレポートするとともに、
     ABの雰囲気の違いをレポートする。看板をいくつか選び読む。
      A、赤坂見附、麻布十番、新宿職安通り(現在の韓国人の 町)
      
B、上 野、三河島、川崎桜本(在日韓国人の多い町)
     雰囲気の違いを示す写真をつけること。
     必ず複数で行くこと(講座の受講者でなくとも構わない)。
     在日の歴史などについて調べてレポートした者には、平常点にさらに 加 点する。

   3,おっと危ないハングル。
     うっかりハングルと見間違えたものについてレポート
     (○|○|(이이)とか、デジタル表示の21:01(리:미)のよ う なもの←例示したもの以外のものを探してくること)
    ※写真撮影は、携帯電話のカメラではダメ(解像度の関係)

2 試験
    9月最初の授業で試験を行う。
 【範囲】 
  7月までに行ったことすべて(「好きやねんハングル」はほとんど終わっている)
   ・ハングルが読めるか
   ・ハングルで日本語が書けるか。
   ・単語が書けるか(趣味、クラブ、スポーツ、野菜、家族、数字(漢数 字、固有数字)、時刻ほか)
   ・自己紹介ができるか。
   ・〜ですが書けるか。

3 数字
   復習後テレビの録画を見る。
    ゲーム(등글게 등글게 놀이)を扱った番組。
    하・나・둘…일・곱・여・덟…열・하・나と一文字ずつ唱え、3,6,9 が付く数字のところで등글と唱える(一の位とは限らない)。
    
10,20,30は아자!とかけ声を かける。言い間違えたらバツゲーム
   (文字ごとに区切るため最初のうちは聞き取りが難しい)
   しばらくくり返し見たのち、画面にあわせて唱える(등글のところも、 셋, 여섯, 아홉, 열と唱えさせる)。

4 歌(가만히 눈 감고)
 これまで出た単語のうち、기억기억은(記憶、記憶は)、그대그대의(お前、お前の)の意味の違いから助詞のあることに気付かせる。
 一覧に整理
  ・は…母音+는, 子音+은
  ・が
母音+가, 子音+이
  ・の
… 의
  ・に(人) 에게
           (物)  에
  ・を
母音+를, 子音+을
  ・で
…(一 例)母 音+로, 子音+으로
  ・と
(文章)母音+와, 子音+과
      (口語)하고(通常はこちらでよい)
  ・も
… 도
     私が、제가, 僕が、내가

 ※의の発音 語頭はウィ、語中はイ、助詞はエ だから(의 의의 의미ウィイエ ウィミ:意義の意味)のようなことも。
   「意味の」の「の」の部分がなぜ助詞と分かるかというと、音節ごとに 分かち書きすることになっているから

  歌詞を読み上げながら助詞の場所にマークさせる。
  私には=내게는のように、日本語と同じく助詞を組み合わせるケースも ある。
【発音】 추억 만으로=[추엉만으로]  ㄱ+ㅁ=ㅇ+ㅁ

※10月からはTSUNAMI(그런가봐요)を取り上げる。
 その他に12月に料理、3月に映画を予定している。韓国人には一度来てもら う。また調整が付けば、チャンゴ演奏、キムチ作りも行う。
 
さらに、話してみよう韓国語は希望者がいれば指導する。
 
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