1 前回の確認
プリントを配布 先ず前回
配った五十音表を見ながら次のことをハングルで埋めてみる。
1 次のものをハングルで書け
名前、住んでいるところ、使う鉄道線名、自分の乗る駅名
2 次の地名をハングルで書け
赤坂見附、永田町、溜池山王、国会議事堂前、銀座
3 次の言葉を韓国語で書け
きゅうり、トマト、ナス、牛乳、バナナ、トウガラシ
間違えを直したあと記憶して、何も見ないで書いてみる(上位5人にチョコ
パイを配る)
※拗音がカナに囚われてし
まい、「きょ」など「기」の下に「ㅛ」が来る書き方を大部分の生徒がしていた
(ローマ字でKya,Kyu,Kyoのya、yu、yoにあたる部分がㅑ,ㅠ,ㅛで表せると説明した方が理解し
やすかったか)。
長音についても発音にとらえられているが、この辺は馴れの問題もあるで
あろう。
また、「あおい」のような単語を母音字「ㅏㅗㅣ」だけで表す生徒もいた。表の先頭に書かせた母音の部分と混同したのだろう。
2 カナダラマバサ
1 五十音の配列をカナダラに変更。一緒に唱えて暗誦させる。
2 激音は息を激しく出す音、カナタダがカナダラになるのは、「가,다,
자,바」は母音の前で濁るから。
3 ある程度定着したところで、アヤ、オヨウユウイと並べ、その次に「オ」
「ウ」は口をとがらせることと指導、練習。
4 さらにアヤのあとに、初めて出る「어, 여」があるが、これはあくびを我慢しきれないでいるようなぽかんとした口で「お、よ」というと言う。
ここで가갸거겨고교구규그기(何回かやった後),아야어여오요우유으이
を唱え、覚える。
なお、 「え」は表外である。「ㅐ」「ㅔ」があって、厳密には発音が違うと
いう人もいるが(一応やってみせる)、日本語で「お」「を」を
区別するようなもので、通常の話のときには特に区別しない
からどちらも発音は「エ」でよい。
3 単語を覚えよう(教科書15、17頁)
나(僕), 너(お前), 개(犬), 누나(お姉さん),
우리(私たち), 나라(国), 노래(歌), 다리(脚),
배(船) 비(雨), 바나나(バナナ), 어머니(お母さん). 부모(両親)
…ここに子音の制定原理が出ているので併せて説明。友達に説明すると感心されるよというと何となくニヤニヤと。
【関連事項】
・蟹(게)も発音は犬(개)と一緒。
・わが国は우리 나라 、わが国の歌は
우리 나라 노래、わが国の犬は 우리 나라 개
・다리は脚の他に橋(一休さんのギャグが
通じる)、
・배はナシ、腹、船の意味がある。腹がすいたは배 곺다, 배 고파(親しい場合:ペコペコに似ていると爆笑)
すかさず…ペヨンジュンが船に乗っ
て、お腹がすいてナシを食べたは「ペ」が4つ続くと言っていた。
・カラオケ 노래방 カラオケに行こう
노래방 가자(親しいものどうしで)
・비は激音「피」になると血の意味にな
る。だから優しく言うように。
これらの言葉を、日本語での問いかけに対して反射的に答えられるようにし
た。