第3回:4月28日
カナダラマバサ
1 前回の確認
  プリントを配布 先ず前回 配った五十音表を見ながら次のことをハングルで埋めてみる。
   1 次のものをハングルで書け
      名前、住んでいるところ、使う鉄道線名、自分の乗る駅名
   2 次の地名をハングルで書け
      赤坂見附、永田町、溜池山王、国会議事堂前、銀座
   3 次の言葉を韓国語で書け
      きゅうり、トマト、ナス、牛乳、バナナ、トウガラシ
  間違えを直したあと記憶して、何も見ないで書いてみる(上位5人にチョコ パイを配る)
 
  ※拗音がカナに囚われてし まい、「きょ」など「기」の下に「ㅛ」が来る書き方を大部分の生徒がしていた
    (ローマ字でKya,Kyu,Kyoのyayuyoにあたる部分がㅑ,ㅠ,ㅛで表せると説明した方が理解し やすかったか)。
   長音についても発音にとらえられているが、この辺は馴れの問題もあるで あろう。 
   また、「あおい」のような単語を母音字「ㅏㅗㅣ」だけで表す生徒もいた。表の先頭に書かせた母音の部分と混同したのだろう。
 
2 カナダラマバサ
 1 五十音の配列をカナダラに変更。一緒に唱えて暗誦させる。
 2 激音は息を激しく出す音、カナタダがカナダラになるのは、「가,다, 자,바」は母音の前で濁るから。
 3 ある程度定着したところで、アヤ、オヨウユウイと並べ、その次に「オ」 「ウ」は口をとがらせることと指導、練習。
 4 さらにアヤのあとに、初めて出る「어, 여」があるが、これはあくびを我慢しきれないでいるようなぽかんとした口で「お、よ」というと言う。
    
  ここで가갸거겨고교구규그기(何回かやった後),아야어여오요우유으이 を唱え、覚える。

 なお、 「え」は表外である。「ㅐ」「ㅔ」があって、厳密には発音が違うと いう人もいるが(一応やってみせる)、日本語で「お」「を」を
 区別するようなもので、通常の話のときには特に区別しない からどちらも発音は「エ」でよい。
 
3 単語を覚えよう(教科書15、17頁)
   나(僕), 너(お前), 개(犬), 누나(お姉さん), 우리(私たち), 나라(国), 노래(歌), 다리(脚),
    배(船) 비(雨), 바나나(バナナ), 어머니(お母さん). 부모(両親)

  …ここに子音の制定原理が出ているので併せて説明。友達に説明すると感心されるよというと何となくニヤニヤと。
  
 【関連事項】
  ・蟹(게)も発音は犬(개)と一緒。
  ・わが国は우리 나라 、わが国の歌は 우리 나라 노래、わが国の犬は 우리 나라 개
  ・다리は脚の他に橋(一休さんのギャグが 通じる)、
  ・배はナシ、腹、船の意味がある。腹がすいたは배 곺다, 배 고파(親しい場合:ペコペコに似ていると爆笑)
    すかさず…ペヨンジュンが船に乗っ て、お腹がすいてナシを食べたは「ペ」が4つ続くと言っていた。
  ・カラオケ 노래방 カラオケに行こう 노래방 가자(親しいものどうしで)
  ・비は激音「피」になると血の意味にな る。だから優しく言うように。
 
  これらの言葉を、日本語での問いかけに対して反射的に答えられるようにし た。
 
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