はじめに:この日は机をコの字型に並べて机1
つおきに椅子に座るようにして授業を行った。
1 復習(ゲーム)目的:ゲームを楽しむことを通じて、無意識のうちに
ハングルの読み書きを定着さ
せる…30分。
・「教科書」23頁に書かれている県名と、関東、甲信越の県名を16個任意に選び、マスにハングルで書き込む<
・机の上の資料を全部しまい、こちらが言う県名がマスにあったら、×をつけて消す。
・4つならんだら「ビンゴ」
・答え合わせのため、関東と甲信越の県名をハングルで書く。
도쿄(도오쿄오), 가나가와, 사이타마, 지바, 군마, 이바라키, 도차기. 니가타, 야마나시, 나가노
…賞品チョコレート菓子(해바라기)…みんなで食べよう(辛いのではないかと恐れていた人がいた)
※やはり「사가」と「시가」を混同する生徒が多かった。無意識のうちに滋賀の方を意識
するためかも知れない。
2 単語の復習
・これまで出てきた単語の確認
지도, 지리, 소, 우유, 가구, 피부
・激音と平音の混同、母音の混同による混乱例(雑談として)비-피, 카피-커피-코피
・新しい単語
아이, (関連単語)어머니, 아버지, 해바라기.
3
発音を学ぼう…濃音…15分
가-까,다-따, 바-빠, 사-싸, 자-짜の発音を提示。
鼻の前に紙をぶらさげて、実際に紙が揺れないことを見せたのち、
同様にさせて練習「がっっっかり、やっっぱり、あっっさり、まっっ
ちゃ」などを使う。
・今年は完全に합니다体だけで授業を行っているため、ㅂ니까?のような形で濃音を意識する必要がある。
・完全にできる必要はないが、意識してほしい。
4 自己紹介…35分
・最初に(自己紹介)のみ黒板に書き、あとは生徒とのやりとりで語彙を増やしていく(T=教師、S=生徒)。
T:「안녕하십니까?」
S:「안녕하십니까?」
T:「제 이름은 ○○입니다.」
T:「이름이 무엇입니까?」
※最初は分からずきょとんとしている。ジェスチャーを交えたり、이름を繰り返すことで、だんだん意味が分かってくる。
S:「제 이름은 ○○입니다.」
T:「아, ○○씨. 반갑습니다」
※大体意味がとれてきた頃を見計らって、生徒が名前を言ったあとに、
T:「○○씨는 여자입니다.」
T:「○○씨는 남자입니다.」
T:「남자가 아닙니다.」
※最初、ざわざわしているが、これの次第に何となく分かってくる。意味
もとれて発音できるようになったところで黒板に
「남자」「여자」と書き、ついでに「ㅁ」パッチムの発音について説
明)
T:「남자입니까?」「여자가 아닙니까?」
S:「예/아닙니다.」
※2人ずつ指名して練習。ついで(時間に余裕があったため)
T:「학생입니까?」…当然分からない。
T:「여기가 히비야 고등학교입니다」…여기가が分かる必要はない。
T:「고등학생입니다」…生徒を指さしながら。しばらくすると感づく
T:「저는 교사입니다」…自分を差しながら。…やっぱり「生徒」の意味なんだと生徒自ら解答を見つけ出す
T:「중학생입니까?」…感で中学校と分かる人が出てくる。
そこで、
T:「중학교가 어디입니까?」
S:「○○중학교 입니다.」
…「에도가와쿠입니까」などとやるうちに「어디」の意味が分かったようだ(一部)
(次回以降定着させる)。
※単語と同時に입니다:.〜です)、(입니까?:〜ですか)が汎用性がある表現であることを感じられるように工夫した。
5 I LOVE YOUを聞く…5分。
歌詞カード(カタカナバージョン)を配る。今後徐々にハン
グルを混在させて、ハングル表記に慣れさせる予定。
※次回はハングルの定着と自己紹介の続きを目指す