第4回 5月13日
濃音、自己紹介
はじめに:この日は机をコの字型に並べて机1 つおきに椅子に座るようにして授業を行った。

1 復習(ゲーム)
目的:ゲームを楽しむことを通じて、無意識のうちに ハングルの読み書きを定着さ せる…30分。


    ・「教科書」23頁に書かれている県名と、関東、甲信越の県名を16個任意に選び、マスにハングルで書き込む<
    ・机の上の資料を全部しまい、こちらが言う県名がマスにあったら、×をつけて消す。
    ・4つならんだら「ビンゴ」
    ・答え合わせのため、関東と甲信越の県名をハングルで書く。

     도쿄(도오쿄오), 가나가와, 사이타마, 지바, 군마, 이바라키, 도차기. 니가타, 야마나시, 나가노
     …賞品チョコレート菓子(해바라기)…みんなで食べよう(辛いのではないかと恐れていた人がいた)
       ※やはり「사가」と「시가」を混同する生徒が多かった。無意識のうちに滋賀の方を意識 するためかも知れない。

2 単語の復習
   ・これまで出てきた単語の確認
     지도, 지리, 소, 우유, 가구, 피부
    ・激音と平音の混同、母音の混同による混乱例(雑談として)비-피, 카피-커피-코피

    ・新しい単語
      아이, (関連単語)어머니, 아버지, 해바라기.

3  発音を学ぼう…濃音…15分
    가-까,다-따, 바-빠, 사-싸, 자-짜の発音を提示。
    鼻の前に紙をぶらさげて、実際に紙が揺れないことを見せたのち、
    同様にさせて練習「がっっっかり、やっっぱり、あっっさり、まっっ ちゃ」などを使う。

   ・今年は完全に합니다体だけで授業を行っているため、ㅂ니까?のような形で濃音を意識する必要がある。
   ・完全にできる必要はないが、意識してほしい。

4 自己紹介…35分
   ・最初に(自己紹介)のみ黒板に書き、あとは生徒とのやりとりで語彙を増やしていく(T=教師、S=生徒)。
    T:「안녕하십니까?」
    S:「안녕하십니까?」
    T:「제 이름은  ○○입니다.」
    T:「이름이 무엇입니까?」

  ※最初は分からずきょとんとしている。ジェスチャーを交えたり、이름を繰り返すことで、だんだん意味が分かってくる。
    S:「제 이름은  ○○입니다.」
    T:「아, ○○씨. 반갑습니다」

  ※大体意味がとれてきた頃を見計らって、生徒が名前を言ったあとに、
    T:「○○씨는 여자입니다.」
    T:「○○씨는 남자입니다.」
    T:「남자가 아닙니다.」

  ※最初、ざわざわしているが、これの次第に何となく分かってくる。意味 もとれて発音できるようになったところで黒板に
    「남자」「여자」と書き、ついでに「ㅁ」パッチムの発音について説 明)
    T:「남자입니까?」「여자가 아닙니까?」
    S:「예/아닙니다.」

  ※2人ずつ指名して練習。ついで(時間に余裕があったため) 
    T:「학생입니까?」…当然分からない。
    T:「여기가 히비야 고등학교입니다」…여기가が分かる必要はない。
    T:「고등학생입니다」…生徒を指さしながら。しばらくすると感づく
    T:「저는 교사입니다」…自分を差しながら。…やっぱり「生徒」の意味なんだと生徒自ら解答を見つけ出す
    T:「중학생입니까?」…感で中学校と分かる人が出てくる。

   そこで、
    T:「중학교가 어디입니까?」
    S:「○○중학교 입니다.」
      …「에도가와쿠입니까」などとやるうちに「어디」の意味が分かったようだ(一部)
      (次回以降定着させる)。  

   ※単語と同時に입니다:.〜です)、(입니까?:〜ですか)が汎用性がある表現であることを感じられるように工夫した。

5 I LOVE YOUを聞く…5分
  歌詞カード(カタカナバージョン)を配る。今後徐々にハン グルを混在させて、ハングル表記に慣れさせる予定。

  ※次回はハングルの定着と自己紹介の続きを目指す
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