叡山電鉄で約20分。鞍馬駅に着く。沿線に大学が多いので、途中まではすし詰め状態。二軒茶屋付近から単線になり、アップダウンの激しい線路となった。列車は、途中紅葉のトンネルを通過する。ここの部分は徐行運転をしていた。

30年前は小雪のちらつく日だった。この時は貴船神社から鞍馬寺へ歩いたが、今回はまっすぐ鞍馬寺を目指すこととする。駅で天狗に迎えられた。
 
寺の山門までは駅から5分ほど。ここからひたすら階段を上る。途中ケーブルカーもあるのだが、混んでいたので、徒歩で本堂まで上がることにした。急な坂道と階段で20分ほど。杖を持って登る人も多い。周囲は一面の紅葉。途中、「鞍馬の火祭」で知られる、由岐神社や源義経供養塔(新しいもの)を通過した。
 
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金堂前、本坊の景観は30年前と変わらなかった。
 
金堂裏で、持っていった30年前の写真を撮りだして、そのとき撮ったスポットを見付ける。奥の院と金堂の間だったのだ。その場所はすぐ見つかった。金堂から5分ほど、霊宝殿の前だった。30年前よりも木が大きくなり、景色が安定していた。
 
ここで元来た道を引き返す。途中ケーブルカー方面に行く。不思議なことに、当時の灯籠の様子や、出来たての多宝塔の様子は覚えていた。
 
ケーブルカーに乗車。寺の経営だそうだ。
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叡山電鉄で下山。再び紅葉のトンネルを通る。
 
出町柳駅前で昼食。印度料理。隣の定食屋には「焼きそば定食」が。東京ではなかなか見かけない炭水化物の複合層状態が。

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