故宮博物院側面通り
2003年1月3日
北京市内
故宮のメインストリートの両側には皇帝の生活の場としての建造物が延々と並んでいる。
何とも中国的な建築と装飾である。
北京の旅行記−4
3.北京での食事
@ ホテル代に含まれている朝食のバイキング以外は、全て屋台かそれに近い安いレストランで食事をした。例えば坦々麺が5元(日本円で75円)、刀削麺が8元(120円)、焼肉の串が5〜10元(75円〜150円)である。
広大な故宮博物院内には至るところに小さなレストランがある。多分観光シーズンは中国人で溢れ、外国人には入りにくいレストランであろうが、寒風下なので殆ど客はない。牛麺が15元(225円)だった。
タクシーを2日間チャーターして郊外を走り回った時に、運転手と一緒に昼食を取った。地元のレストランではあるが安かった。ビール2本と料理4〜5皿で1日目は46元(690円)、2日目は29元(435円)だった。運転手と二人分である。全部は食べきれず余った。夜食は地元の百貨店で「ビール」や「ちまき」などのつまみを買ってホテルの部屋で食べた。
食料品の買い物は日本のスーパーと同じ形式の店が百貨店の内部などにあるので便利である。ただし全く愛想のない見張り人があちこちに配備されている。
北京滞在の5日間の昼食、夕食、夜食の全ての合計は282元(4,230円)である。
A 食事のトラブルは2回あった。屋台で雀5羽の串焼きを頼んだ。こちらが5羽の金額と思ったものが先方は1羽の金額と言う。これは言葉のコミュニケーションが拙い事に起因したと思うが、騙された気がする。1羽でも5羽でも只のように安いものではあるが、頭に来てがぶりと雀に食いついたら歯に骨が刺さって苦労した。
もう一つは完全に詐欺である。5元の牛麺を頼んで50元の金を出した。釣銭は45元の筈である。ところが先方はもっともらしく金を数えて、「元」の下の「角」とか「分」で釣銭の札束を呉れた。数えはじめるとどう見ても全く計算が合わない。文句を言うと今度はきれいな札で20元2枚と5元1枚の釣銭を呉れた。
上記2例は日本人が利用するホテルの近所の屋台である。これに懲りて、以降は日本人が行きそうに無い屋台を利用することにした。