闘鶏(ナラヤンプールの日曜市にて)
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写真−60
闘鶏(ナラヤンプールの日曜市にて)
闘鶏
(ナラヤンプールの日曜市にて)
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2006.11.19
農耕の民‥‥
農耕と家畜の飼育がゴンド族の経済基礎である。土に生きる農夫の仕事こそが本来の生き方だとされ、神々や精霊の恵みがなければ豊かな実りは望めないとされている。彼らは人工灌漑は全くしない。おそらく祖先は焼畑農耕民だったと思われる。今日では焼畑農耕は高地マリア・ゴンド族など一部に限られ、ゴンド族の大半は牛に引かせる木製の犁(スキ)で土地を耕している。

写真の闘鶏は足の爪に鋭い刃物が結びつけられており、負けた鶏は血だらけになる。勝った方は負けた鶏と賭け金200ルピーを相手から受け取る。観衆は勝手にそれぞれ賭を行っている。