ドゥルバ族のシルベラ村
写真−44
ドゥルバ族のシルベラ村
2006.11.18
文字‥‥
今回訪問した少数民族は独自の言語としての文字を持っていない。その事だけで遅れた未開種族としている説明も多い。そうだろうか。人類の数万・数十万年の歴史の中で、文字が一部の民族に表れたのはほんの数千年前である。文字を持った民族が彼らの民族叙事詩を文字に移して伝え、持たない民族は記憶によりその膨大な民族叙事詩を伝えてきた。
長い歴史の中では文字の発明はタッチの差であると思うが、そのタッチの差で残念なことに圧倒的な力の差が出来てしまった。