ノアガオンの金曜市にて

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写真−10

ノアガオンの金曜市にて

2006.11.17

指定部族‥‥

インド憲法に基づき大統領令によって 後進性 を指定された部族。全土に500以上の指定部族があり、総人口の8.1％に及ぶ。

後進性の判定基準としては、言語や宗教などの文化的独自性、社会経済的後進性、山岳地など隔絶度の高い地域での居住の3点が挙げられている。政策として、個々の部族の独自性を重視するのか、または未開性や後進性を強調するのかで位置づけは大きく異なるが、憲法では一定の文化的独自性を認めながらも基本的には一つのインド国民に位置づけられ、またその社会経済的後進性は開発の遅れた僻地に居住したことによって生じたとして、優遇処置を講じつつ発展の本流への合流を促すという、統合志向の強い政策がとられている。

以上は文献の抜粋引用であるが、現地ガイドの説明では指定部族に対するインド政府の大方針は「教育」であると言っていた。 今回訪問した数々の少数民族は全てが指定部族である 。