チトラコットの滝
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写真−1
チトラコットの滝
チトラコットの滝
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2006.11.18 
文化の交錯点/オリッサ・バスタール‥‥
インドは北へ行くほどアーリア系の血が濃く、南へ行くほどドラヴィタ系の血が濃いと言われる。ドラヴィタ系はインドの人口の約1/ 4を占め、南部を中心に住んでいる大集団である。しかしアーリア系の文化の影響を受けているため、文化の独自性は全体的には薄まっている。

オリッサ州およびチャティッシュガール州のバスタール地方は南北インドの境界地域に位置するため、北のアーリア系文化と南のドラヴィタ系文化の特徴が併存し、さらに平地のヒンドゥー文化と山地の部族文化が交錯する興味深い地域であるそうだ。現在でもヒンドゥー文化と部族文化の交錯した影響を双方に残していると言う。参加したツアーは主として部族文化の色濃く残る興味深い集落を中心に旅行した。 また歴史的にはオリッサは中世に高度な宗教都市文化を発達させた。