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チャウタッジー・パゴダ
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写真−129
チャウタッジー・パゴダ
撮影地:ヤンゴン
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2011_3_2
チャウタッジー・パゴダ‥‥‥‥
全長70mの巨大な寝釈迦像、最近建設されたパゴダ。
ミャンマーという国名‥‥
ミャンマーはビルマともいわれる。呼称の違いの経緯を調べてみた。違いは、現政権の立場をとるか、反政府の立場をとるかによる。

ビルマは、1948年にイギリス連邦から独立するが、複雑な発足経緯とその後の政変のため、国名も頻繁に変更されている。即ち、国名は、 

ビルマ連邦共和国→ ビルマ社会主義連邦共和国→ ビルマ連邦共和国→ ミャンマー連邦共和国

と変遷してきた。

もともと、ビルマ語では<ミャンマー>も、ビルマの語源の由来である<バマー>も、文語的と口語的の違いがあるだけで、ともにビルマ族を指す言葉であった。

しかし国内にはビルマ族以外にも多くの民族が居住するので、現政権は国内の全ての民族を指す呼称という新たな意味を付与して、多民族国家の名称として「ミャンマー」と変更した。国連は現政権を承認し、日本政府も日本語での呼称を「ミャンマー連邦共和国」とした。

一方、現政権の正当性を否定する勢力の一部が政党政治運動を行う団体を組織し、これらは「ビルマ」の呼称を使用している。

米国、英国、オーストラリア政府などは「ビルマ」とし、EUは「ビルマ」と「ミャンマー」を併記している。
タイの英字紙、英BBC、ワシントン・ポストなどのメディアの一部、および人権団体などは「ビルマ」の呼称を続けている。(以上Wik ipedia、東南アジアを知る辞典他)