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タウンボーディー・パゴダ
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写真−69
タウンボーディー・パゴダ
撮影地:モンユワ
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2011_2_23
タウンボーディー・パゴダ(58万体の仏像)‥‥
モンユワは、人口20万人、サガイン管区最大の都市、古くからインド交易の中心地として栄えた。

タウンボーディーパゴダ(58万体の仏像)は、ユニークな外観で異彩を放っている寺院である。この寺院には恐れ入った。けばけばしい彩色に覆われたテーマパークのように感じた。1939年建立とのことなので、第2次世界大戦の頃の比較的新しい寺院である。その新しい寺院の、針山のようにパゴダが林立した本堂の内部には58万体を超える大小の仏像が置かれているのを見て驚いた。巨大な仏像も数多い。

王朝時代なら兎も角、近代に建設された寺院に仏像58万体とは、まさに数で勝負の感である。寄進者は58万倍の功徳があるとでも考えたのだろうか。1日に1600個見ても1年を必要とする。ミャンマー人の素朴な信心深さ故なのだろうか、それとも数の概念が特別なのだろうか。何れにしろ相当の執念が必要な事業である。感心はするものの理解できない。

これだけのパゴダ建設よりも、市民のためのインフラを整備すべきでなかろうかと考えるのは時代の違いだろうか。それとも信心深さの違いだろうか。