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マンダレー・ヒル
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写真−59
マンダレー・ヒル
撮影地:マンダレー
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2011_2_22
マンダレー・ヒル‥‥
旧王宮の東北に隆起した標高236mの丘。開山は6世紀、丘全体が寺院となり、マンダレー最大の聖地となっている。マンダレーの町並みが一望出来る。


マンダレーはミャンマー第2の都市である。人口は約100万人、都市圏人口は 250万 人に上る。(2005年)
マンダレーは、ミャンマーにおける仏教文化と信仰の中心であり、聖地マンダレー・ヒルが開山したのは6世紀、それ以降も僧侶の修行場所としてはミャンマー最高峰を誇っている。ミャンマーの僧侶の6割がマンダレーに住み、無数の僧院と700に上るパコダがある。

対照的に王都としての歴史は浅い。ビルマ族最後の王朝のコンバウン朝は1752年に興り、ミンドン王は1853年に即位した。その前年に英緬戦争でビルマの国土の半分が英領となってしまった。ミンドン王は、王朝を立て直すためと仏陀入滅2400年を迎え、1 861年に首都をアマラプラからマンダレーへ遷都した。
遷都から25年後(1885年)、ビルマ全土がイギリスの植民地となり、ビルマ族による王朝は終焉を迎えた。

さらに太平洋戦争時、日本軍がこの王宮を軍の本部としたので、徹底的な爆撃を受け、城壁を残して全て消失してしまった。マンダレーの旧城市内の建物は、近年補修された堀に囲まれている。今は複製に置き換えられているマンダレー旧王宮がある。