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人間動物園?(首長族)
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写真−14〜15
首長族 首長族
機を織る首長族
2011_2_21
出迎えで並んだ首長族
年を経るほど首が長く見える→
撮影地:インレー湖
2011_2_21
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人間動物園?(首長族)‥‥
写真は、観光客呼び寄せのために写真を撮らせている首長族の女性である。首長族は、インパクトはあるものの、見て楽しい印象は持てない。本人たちの表情も、明るさがなく率直な表情ではないようだ。以下調べてみた。

首長族は、半農半狩猟の山地民であり、首を長く見せる風習を持つことで世界に知られている。ミャンマーではカヤー州とシャン州に暮らし、タイでは、北部の観光化された民族村に暮らしている。民族の起源はチベットと言われ、中国雲南を経て現在のミャンマーに移住したと推測される。ミャンマーとタイを合算した総人口は30000人とも40000人とも言われる。

正確には首が伸びているのではなく、幼少時から徐々に真鍮コイルを増やしていく過程で顎の高さが圧力によって引き上げられ、真鍮の重みで鎖骨と肋骨が沈下し、肩の位置が下がることで「極端な撫で肩」となり、それに加えて、首部全体に真鍮リングを纏うため伸びているように見えるとのこと。

人道主義を謳う立場の人は、「首長族観光」を「人間動物園」と称して、観光産業に利用する立場を批判している。強力なインパクトを有する首長族(カヤン族)は、辺境地域の重要な観光収入源にもなっている。(Wikipedia他)