天空
2004年7月13日  
カラコルム
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モンゴルの大地は一部の森林、山岳地帯を除いて一望さえぎるもののない大平原地帯である。
目に映るものは頭上を覆う「天」か、足元に果てしなく広がる「大地」だけである。
そんな自然環境の中で人々が「天」そのものを信仰しその意思に従おうとしたのは、民間信仰として自然なことであろう。
この「天」のことを 「テングリ」 と呼び、モンゴル人は「テングリ」を絶対支配者として信仰していた。
モンゴルにラマ教が隆盛を極めたのは後世の清朝時代以降である。