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アカクス山脈を駈ける
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写真−4
アカクス山脈を駈ける
2007.11.13
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サハラ砂漠/日本の面積の26倍 ‥‥
世界最大の規模をもつサハラ砂漠は、アラビア語の 「荒地を」 を意味する 「サフラ」 を語源とする。北アフリカのエジプトを流れるナイル川から遙々大西洋岸に至る東西約5000km、南北約1500kmに跨る大砂漠である。総面積は約1000万km2ともそれ以上ともいわれ、リビアでは一部リビア砂漠とも呼ばれている

雨はほとんど降らず、昼夜の気温差は60°C以上に達する時期もある。かつて海であった大地は、荒涼とした岩山と酸化鉄の赤みを帯びた砂山が延々と続く光景に彩られている。川はなく、乏しい井戸や湧水を頼りに暮らす住民は、先住のトゥアアレグ族などのベルベル人やアラブ人たちで、古来よりこの過酷な大地を舞台に隊商路を発展させ、交易を行っていた。

サハラ砂漠の面積を1000万km2とすると、日本の国土面積の約 26倍となる。