アイスランド北部
写真−121〜123
2009.7.16
11:42
パフィン →
パフィン
2009.7.16
10:35
土産のパフィンの縫いぐるみ →
帰国後撮影
金融大国アイスランドの破綻/その4‥‥
金融危機に付け加えて考えれば、街を歩いた印象では、アイスランドは貧富の差が少ない国と感じた(印象だけで数値的なことは不明だが)。
比較して見れば、アメリカは貧富の差が大きく、1%の金持ちが資産の40%を独り占めしているといわれる(または、5%の富裕層が 60%近い富を独占)(または、20%の富裕層が国の富の80%を独占)。文献により数値が違い、出所も不明なので、信頼するかどうかはともかく、超大国米国は、貧富の差も大きいのであろう。
また、中国に関しては以下の情報があった。
2009/6/26付の新京報が、世界の億万長者で、中国がイギリスを越えて4位となったと伝えた。(米証券大手メリルリンチと仏ITサービス企業キャップジェミニが発表した「第13回World Wealth Report」 による)
これを受け、中国大手サイトCCTV網で「中国富豪が世界第4位になったことを誇りに思うか?」とのタイトルで大規模なインターネットアンケートが実施された。アンケートの回答の中で最も多かった項目は、「国内ではわずか0.4%の人が全国70%の財産を持っている。誇りになど思わない」だそうだ。超大国中国でも貧富の差は大きいことが、中国からの報道によっても伺えた。
超大国で貧富の差が大きいと、貧の層が金融危機などで深刻な影響を被り、治安も悪くなるが、アイスランドではそのような観察はなかった。厳しい気象条件の下で皆が助け合って暮らす小国と、富裕層にますます富が集中する超大国を、同じ目で見てはならないとも思った。