アイスランド北部
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写真−110〜113
ザトウ鯨のジャンプ ザトウ鯨のジャンプ ザトウ鯨のジャンプ ザトウ鯨のジャンプ
迫力あるザトウ鯨のジャンプ
14〜17m 約35トン
2009.7.16
10:25
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鯨のジャンプを撮影した‥‥
ホエールウオッチングのパンフレットは観光地のいたる所に置いてあり、鯨を見ることが出来る確率は95%とか97.2%とか過大に宣伝しているようだ。

その数字は嘘ではないが、3〜4時間の乗船で1回でも鯨が見えたら確率に加算される。
船の一番上のデッキには見張り人(案内人)が居て、11時の方向とか5時の方向に鯨が見えると放送するが、振り向いた時には鯨のショーは終わっている。しかも、横の人のカメラが邪魔になり、実際には前方90度の範囲しか撮影範囲はない。

一番上のデッキの見張り人は周囲360度見渡せるが、私は90度、これだけで確率が1/4に減少する。この条件下、広い海域で1〜2秒しか海面に姿を見せない鯨の撮影はかなり難しい。

上の4組の写真はたった1秒間に起こった場面である。私のカメラは旧式のため、1秒間に3コマの撮影しか出来ない。しかも最新のカメラでは常識になっているぶれ防止機能もない。レンズの焦点距離は最大の300mmは必要である。そのため画質の多少の劣化は承知の上でISOは1600に設定し、シャッタースピードを早くした。前日のホテルで周到に充電し、メモリーの容量も余裕があることを確認して撮影に臨んだ。

案内人の放送があるより以前に海面の変化を察知し、その瞬間から連続撮影した結果が上の写真である。