アイスランド内陸部
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写真−86〜88
2009.7.15
10:52
1949年建立の教会 →
モズルダールル モズルダールル モズルダールル
土がレンガのような形で切り出されて積んである
2009.7.15
10:51
風景と調和したガソリンスタンド →
2009.7.15
11:00
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アイスランドが羨ましい(小さな人口密度)‥‥
アイスランドの面積は北海道と四国を合わせた程度である。人口は32.2万人(2009年推定)であり、例えば那覇市の人口である。人口密度は3.1人/km2(日本の108分の1)で大変小さい。私の少ない旅行体験からしても、人口密度とその国の雰囲気は大いに関係していると思う。私が最近旅行した国の人口密度を眺めて見ると、

人口密度の大きい国‥‥‥インド(364人/km2)、 日本(336人/km2)、 ベトナム(266人/km2)、
                  ドイツ(230人/km2)、 中国(140人/km2)、 タイ(132人/km2)、

人口密度が中程度の国‥‥フランス(113人/km2)、 マレーシア(83.3人/km2)、 
                  ウズベキスタン(61.4人/km2)、 米国(32.7人/km2)、 チリ(22.4人/km2)、
                  ブータン(18.2人/km2)、 アルゼンチン(14.5人/km2)

人口密度が極端に小さい国‥‥‥リビア(3.6人/km2)、 アイスランド(3.1人/km2)、 モンゴル(1.7人/km2)、 

勿論、人口密度だけで国の印象を整理することは誤解が大きい。地理/風土、歴史、政治体制、近代化の度合い、宗教、居住可能な地域の割合などの要因を総合すべきである。それを承知の上でも、私は上記の国別人口密度を眺めると、人口密度の持つ意味の大きさに考え込んでしまった。

それほどまでに、地球上における人類の固体数が持つ意味は大きくなってしまった。環境問題、道徳観、幸福感‥‥全てが人口密度とリンクしているように思う。私はアイスランドが羨ましい。

(人口密度は、『国際連合経済社会局人口部作成の「世界の人口推計2008年版」のデータによる2009年現在の推計人口』より調べた)