アイスランド南部海岸
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写真−35〜37
2009.7.13
6:50
キルキュバイヤルクロイステル
郊外の宿泊したホテル →
キルキュバイヤルクロイステル郊外の宿泊したホテル 溶岩台地を走る環状1号線 ホテルの室内
溶岩台地を走る環状1号線
2009.7.13
6:43
ホテルの室内 →
2009.7.13
6:55
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避難小屋‥‥
道路が整備され、車の性能が向上し、携帯電話の性能の進歩とともに、非常時の救命システムとしての、避難小屋とケルンの時代は、今回旅行したルートに関しては終わったようだ。数少なくなった避難小屋は、携帯電話の性能の発達により、緊急用無線装置は不要になった。しかし、今でも寝袋は置いてあると説明された。旅行中(居眠時間は別にして)、避難小屋は僅かに、環状1号線で1ヶ所、山岳ロードで2ヶ所見られただけだった。ケルンも道路工事などにより、完全に連なったものではなかった。この様子ではもはや「救命システム」とは言えない感じであった。

道路の両側には、道路境界を示す細い黄色の柱が等間隔に設置され、蛍光テープにより夜間でも道路が分かるようになっている。(左の写真)
雪が深い地帯では、この細い黄色の柱列の蛍光テープの段数で雪の深さが分かるようになっている。これを頼りにすれば、ケルンよりも道は分かりよい。

アイスランドの道路には金がかかるガードレールは設置されていない。ガードレールよりも蛍光テープつきの細い黄色の柱列の方が、運転者には分かりよい。自己責任で安全運転を行うアイスランド人にはガードレールは必要ない。

冬になれば一日中殆どが夜なので、冬季の運転の厳しさは道路状況が改善されても変わらないが、アイスランドでは、危険を犯して運転続行するか否かの判断は自己責任である。事故が少ないのは無謀な運転はしないということなのだろう。

キルキュバイヤルクロイストルは南部の美しい田舎町とのことであるが、我々のホテルはこの町を通り抜け、郊外の溶岩台地の真ん中にあった。右の2枚の写真は、宿泊したホテルである。ここでもインターネットは通じる。