国会議事堂
写真−167
国会議事堂
2010_2_21
国会議事堂‥‥
パキスタン時代に東西で交互に国会を開催するために建設が始まった国会議事堂は、ユダヤ系アメリカ人ルイス・カーンの設計である。約20年の歳月をかけて1983年に完成した。建築の差別化をレンガに見出し、主題をレンガアーチとすることにより、地域に根ざした建築となっている。また施設の接点にモスクを配置したことにより、信仰心を大事にする意図が感じられる。周辺は公園になっており、市民が散策して集まる。将来建築世界遺産になるとの声もあった。
しかし、この数日間バングラデシュの世界遺産を巡ってきた私には、この建物は馴染めない感じであった。頭の中が1000年ほど昔へタイムスリップしてしまったのであろうか。