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農村風景
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写真−78〜80
2010_2_24
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田植え風景 田植え風景 海老の養殖場
田植え風景
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2010_2_24
黄金のベンガル‥‥
「我が黄金のベンガルよ」はバングラデシュの国歌で、豊かな稔りの大地への感謝を歌っている。作詞はラビンドラナート・タゴールで、インド国歌も作詞している。彼は 1913年、アジア人として初のノーベル賞を受賞した。 彼の詩歌の一つが、その後バングラデシュの国歌となった。

我が 黄金のベンガルよ!  我 御身を愛す
汝が空 汝が風 とこしえに 我が心のうちにて 笛吹き鳴らす
ああ 母なるベンガルよ
ファルゲン月(6月)に 汝がマンゴーの森にて 芳しき香 我を酔わす
ああ えも言えず素晴らしきかな
ああ 母なるベンガルよ
オグラン月(9月)に 汝が実り満つる稲田に  我 御身がなんと美しき微笑を見しか!

以上、バングラデシュ国歌である(我妻和男訳)。稔りの大地を称えたもので、国家の建設理念や歴史・為政者を称える内容ではないことが、他の多くの国の国歌とは異なっている。
 
タゴールはベンガル人ではあるが、ノーベル賞の受賞は1913年の英国植民地時代であり、 受賞の意義が少し異なる。バングラデシュとしてのノーベル賞受賞者は、グラミン銀行のユヌスである。